青藍泰斗・石川翔投手が151キロ10K、7球団スカウト「1位候補」

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青藍泰斗のドラフト注目投手・石川翔投手がこの日、自己最速を2キロ更新する151キロを記録、石橋高校を6回コールド10奪三振1失点に抑えて勝利した。

ピンチにギアチェンジ

石川投手はこの日、140キロ中盤のストレートを軸に、5回までを無失点に抑えていく。そして迎えた6回、味方が5-0としたところで1点を失い、なおも2アウト2,3塁のピンチを背負った。そこで石川投手が投げた1球が151キロを記録した。

この球が外れて四球を与え満塁としたが、次のバッターを149キロの速球でピッチャーゴロに仕留めて1点に抑えた。味方は6回裏に6点を奪い、11-1でコールド勝利を収めた。6回に1点に抑えた事について石川投手は「秋までの自分ならずるずると失点を重ねていたと思う」と話し、昨年からの成長を実感していた。151キロを記録した事については「びっくりした」と話した。

7球団スカウト高評価

関東NO.1右腕が、その実力を見せ始めた。7月に入って左足首をねんざし、まだテーピングを巻いて登板をし、練習でも全力疾走はできない状態だという。それでもこの151キロを記録した投球に視察した7球団のスカウトは非常に高い評価を示した。

横浜DeNAは高田GM、吉田編成部長などが視察し、高田GMは「初めて見たけどいいのは間違いない」と評価、吉田編成部長は「投球に躍動感があって、これからが楽しみな素材」と評価した。

埼玉西武は渡辺久信SDが視察し「高校生でトップレベルの投手。もっと球速は出る」と高く評価した。

中日は中田スカウト部長が視察し、「柔らかさと強さ、投手に必要なものはすべてある。今年の高校生の投手ではトップクラスではなく、トップと言ってもいい。いの一番にいってもいい。12人に入るのは間違いない」と1位候補12人に入ってくると評価した。

千葉ロッテ・永野チーフスカウトは「体が強いし柔らかさもある。高校生ではトップクラス」

福岡ソフトバンクの小川編成・育成部長は「強い直球とスライダーが良く、出来上がっている。身体的な強さを感じる」

広島・近藤スカウトは「ストレートとスライダーのキレが抜群。伸びしろもある」

阪神・平塚スカウトは「低めがいい。低めで140キロ台後半はなかなかいない」

次戦は作新学院

この日の投球で、ドラフト1位12人に入るのは確実になったといえる。次はいよいよ王者・作新学院との対戦、王者を倒し、甲子園に出場すれば、昨年の今井達也投手のような活躍を見せてくれそうだ。

2017年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
2017年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

それでも底知れぬ力を示した。7球団16人のスカウトが視察する中、直球は140キロ代後半を連発。中日・中田スカウト部長は「柔らかさと強さ、投手に必要なものはすべてある。今年の高校生の投手ではトップクラスではなく、トップと言ってもいい」と舌を巻いた。

高田繁ゼネラルマネジャー(71)が自ら訪れたDeNAをはじめ、バックネット裏にはプロ7球団のスカウト陣が集結した。長い手足から繰り出す直球とスライダーで、六回までに奪った三振は毎回の10。西武・渡辺久信シニアディレクター(51)は「高校生でトップレベルの投手。もっと球速は出る」と高く評価した。

1メートル79の本格派右腕。DeNAの山崎康と同じくフィリピン人の母を持つハーフだ。50メートル6秒1の快足が示す通り、身体能力も高い。今秋ドラフトは早実・清宮が進学を決断すれば12球団の1位候補がそろわないと言われる不作の年。中日の中田宗男スカウト部長は「こんなにいいとは」と驚き「いの一番にいってもいい。12人に入るのは間違いない」と評価を急上昇させた。

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