高校野球福井大会では、啓新が福井商に延長の末1-2で敗れ、152キロ右腕・牧丈一郎投手の甲子園での登板はならなかった。
プロ一本
5回途中から登板をした牧丈一郎投手は、この日の最速は146キロだった。6回に先制点を許したものの、8回に味方が1点を奪って同点に追いつく。延長に入り10回は抑えたものの、11回裏に2アウト、2,3塁の場面でキャッチャーのパスボールでサヨナラ負け、悔しい幕切れとなった。
牧投手は捕手を責めず、「ランナーを出したのは自分」と号泣した。
この日は巨人の福王東日本統括スカウトが視察に訪れ「体に力がある。先発より抑え向き」と話した。
試合後に牧投手は「プロ一本です」と話し、プロ志望届を提出することを明らかにした。
152キロ右腕は、投手としての経験はまだまだ、プロで素質をさらに磨き、大きく成長してほしい。155キロの球を投げるリリーフ投手として投げている姿を期待したい。
152キロ牧散った、進路プロ一本 スポーツ報知紙面 2017/7/23
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