花咲徳栄・西川愛也選手がランニングホームラン、DeNA「外野手は増田か西川か」

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高校野球埼玉大会では、準決勝で花咲徳栄が山村学園に7回コールドで勝利した。西川愛也選手は今大会2本目となるランニングホームラン、ホームランは大会4本目となった。

100m11秒台

西川選手はこの日、7回2アウト満塁の場面で低めのカーブを振りぬくと、センターの頭を越える打球となった。セカンドまでは打球を見ながらほどほどのスピードで走っていたが、セカンドを回ってから急加速し、ホームベースにスライディングしてセーフになった。

今大会2本目のランニングホームラン、今大会は4本目のホームラン、そして高校通算30号のホームランだった。「センターがそらした時に、狙いました。三塁ランナーコーチャーが回していたので、突っ込みました」と西川選手は話した。

昨年の甲子園でホームランを放つなど長打力が魅力の西川選手だが、走塁もトップクラスで、50mのタイムは6.2秒、100mは11秒台で走る。走塁の研究も熱心で、赤星選手やイチロー選手の走りを研究しているという。大会前の横浜高との練習試合でもランニングホームランを記録しており、今月に入って3本目、相手に恐怖を与える足になってきた。

高校生外野手屈指

この日は3球団のスカウトが視察し、横浜DeNAの武居スカウトは「打撃がいいのはもちろん、足が速い。二塁からの加速がすごかった」と評価した。そして、「今年の高校生外野手は横浜の増田か、西川か」と話し、横浜高校の増田珠選手と共に高校トップクラスの外野手として評価していることを明らかにした。

共に走攻守が揃う西川選手と増田選手、他にも走塁と守備が魅力の作新学院・鈴木萌斗選手や強打の植田拓選手もおり、高校生外野手もドラフト候補選手がそろってきた。西川選手もプロ志望をすれば、指名確実な所まで来た感じもあり、どの球団がどの選手を選択していくのか、非常に注目される。

2017年度-高校生外野手のドラフト候補リスト

視察したDeNAの武居邦生スカウトは「今年の高校生外野手は横浜の増田か、西川か」と評価。

押し出しの四球でも「七回7点差以上」のコールドゲーム要件を満たす場面で走って“満塁弾”。プロ3球団が視察する中、DeNA・武居スカウトは「打撃がいいのはもちろん、足が速い。二塁からの加速がすごかった」と驚きの声をあげた。

俊足は努力でものにした。入学当初、50メートルのタイムは6秒6。高校から野手に専念し、暇さえあればYouTubeで元阪神の赤星憲広氏やマーリンズ・イチローの走りを研究するようになった。「赤星さんのリードや、スタートの体のきり方を意識してみた」。今では、50メートル6秒2の速さを誇る。

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