履正社・安田尚憲選手が61号ホームラン、11球団17人スカウトが視察

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西の大砲、履正社の安田尚憲選手が、大阪大会4回戦・今宮戦で高校通算61本目となるホームランを放った。逆方向への当たりに、さらに評価が高まった。

3打席連続四球後

安田尚憲選手はこの日、第1打席は凡打で打ち取られると、その後は3打席連続で四球を与えられた。今大会は4試合18打席で10四球、注目されるスラッガーになるとこのような事は当たり前のようになってくるが、それでも安田選手は8回2アウトからの第5打席、外角のストレートに体が流れたものの体重を残し、レフト方向に放った打球は、スタンドを越え、最深部に飛び込んだ。

公式戦では「初めて」という逆方向へのホームランに、「しっかり振り切れたことで、あそこまで飛んだんだと思います」と喜んだ安田選手、23日に行った打撃練習で、履正社高校のグラウンドでレフト方向に完璧にホームランを放ち自信をつけていた。その打球を見ていた岡田監督は、「ウチで逆方向に打てるようになったヤツはプロに行く」と、T岡田選手、山田哲人選手と話した。

四球攻めにあっているものの、打撃成績は8打数5安打で2本塁打、勝負されたときは、高い確率で結果を残している。

プロも絶賛

この日は、巨人、阪神、日本ハムなど11球団17人のスカウトが視察に訪れた。

北海道日本ハム・大渕隆スカウト部長:「逆方向へ打てるのがロングヒッターとしての要素。数少ないチャンスで結果を残せるのがスラッガー」

中日・中田宗男スカウト部長:「投手に重圧と怖さ、威圧感を与えている証拠」

巨人・渡辺スカウト:「ボールに力をよく伝えている」

数少ないチャンスで最高の結果を残している安田選手、そして逆方向への長打は、プロのスカウトに大きくアピールをした。北海道日本ハムの大渕スカウト部長は、清宮選手と比較してとの問いに、「スケールは安田くんの方が大きいんじゃないですか」と話した。

本塁打数では大きく差をつけられてたものの、西の大砲も着実に階段を上っている。ドラフト1位候補として十分評価できるスラッガーになった。

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スタンドでは阪神、巨人など11球団17人のスカウトが視察。日本ハム・大渕スカウト部長は「数少ないチャンスをものにすることは、スラッガーにとって大切なこと」。大差がついた状況でも、集中力を感じさせる打撃を評価した。

 また、高校通算106本塁打の早実・清宮との比較については「スケールは安田くんの方が大きいんじゃないですか」と将来性にも期待を寄せた。

阪神、巨人など11球団のスカウトや編成担当者17人が視察した。日本ハムの大渕隆スカウト部長は「逆方向へ打てるのがロングヒッターとしての要素。数少ないチャンスで結果を残せるのがスラッガー」と称えた。今夏は4試合で2発、打率・625。四球は実に10を数える。まともな勝負は少ない。中日の中田宗男スカウト部長は「投手に重圧と怖さ、威圧感を与えている証拠」と舌を巻いた。

巨人・渡辺スカウトが「ボールに力をよく伝えている」と評価するなど飛距離も伸び、視察した11球団17人のスカウトを確かな成長でうならせた。

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