仙台育英・西巻賢二選手はプロ志望、長谷川拓帆投手は保留

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甲子園準々決勝で広陵に敗れた仙台育英、今大火NO.1遊撃手と評価される西巻賢二選手は試合後にプロ志望を明らかにした。

NO.1遊撃手

西巻賢二選手は1年時より好守備の遊撃手として注目され、1年夏の甲子園でもショートやセカンドで出場をした。昨年秋から打撃にも磨きがかかり、今年はセンバツ、選手権大会の2度の甲子園に出場し、1番ショートとして出場した。特にこの夏はショートで堅い守備を見せ、横っ飛びから膝をついたままセカンドに送球し併殺を完成させるなど、プロ並みの守備も見せた。

その西巻選手、この日は3回に2ベースヒットを放ったものの3打数1安打、打球が手首に当たって途中からファーストを守り、その後、交代した。

試合後に西巻選手は「先生と相談して、プロ志望届を提出しようと思います」と話し、プロ志望を明らかにした。この日は侍ジャパンU18代表にも選出が発表され、この学年のNO.1内野手として最後の戦いに挑む。

またエースの長谷川拓帆投手はこの日は先発を回避、3回途中から6回2/3を投げたものの8安打5四死球で4失点、それでも今大会は日本文理を完封するなど、抜群の安定感のある投球を見せた。

長谷川投手は進路について、「まだ決めていない」と話した。それぞれの進路に注目をしたい。

また2015年ドラフト6位でオリックスに指名された佐藤世那投手の弟で、投手として130キロ中盤の速球を投げる投手として1年時から注目された佐藤令央選手は、今大会は大阪桐蔭戦の8回に代打で出場しライト前ヒット、この日の広陵戦はライトで守備についた。卒業後は「大学で主将をやって、日本代表に入ってプロに行きたい」と話し、兄のいる世界を目指して今後は野手一本でプレーする。

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注目の中村との対決は3打数無安打1四球に抑えるも、6回1/3で4失点を喫し「中村君との勝負は楽しめたが、自分の実力不足」。4試合で計432球を投げた左腕は、進路について「まだ決めていない」としたが、遊撃手の西巻主将は「プロ志望届を出そうと思います」と表明した。 

卒業後は野手一本で勝負する。「大学で主将をやって、日本代表に入って、プロに行きたい」。追ってばかりだった兄の背中を捉える自信をつけた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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