広陵・中村奨成捕手は準優勝に涙も「この悔しさをプロで」、平元投手は大学進学

広陵高, 中村奨成, 平元銀次郎

準優勝となった広陵高校、捕手として投手をリードし、強肩で救ってきた、そして打撃で1大会6本塁打、17打点、43塁打という記録をつくってきた中村奨成捕手は、プロ志望を表明した。

プロの世界で

この日も初回の第1打席でレフト戦に鋭く抜ける2ベースヒットを打つと、第3打席にはサード横への当たりで内野安打、最後の打席となった第5打席も痛烈なレフトへの2ベースヒット、5打数3安打を打った。

今大会の成績は
1回戦  5打数4安打3打点 2本塁打 (中京大中京)
2回戦  4打数3安打3打点 1本塁打 (秀岳館)
3回戦  4打数3安打4打点 1本塁打 (聖光学院)
準々決勝  5打数2安打0打点 (仙台育英)
準決勝  5打数4安打7打点 2本塁打 (天理)
決勝   5打数3安打0打点 (花咲徳栄)
合計   28打数19安打17打点 6本塁打 打率.679

ホームランも同点に追いつくものだったり、勝ち越し、ダメ押し。本当に良い場面での当たりが多かった。対戦してきた相手の名前を見るだけでも、相当の投手と対戦してきて、これだけの結果を残した。

この日は敗れ、大会新記録のホームランを打ってもクールにダイヤモンドを回っていた中村捕手が、大泣きで崩れた。そしてインタビューでは「この悔しさを忘れず、プロの世界へ行きたい。球界を代表する捕手が目標。球界の記録をつくれるような選手になりたい」と話し、プロへの強い思いを話した。

この大会で中村選手は1位指名は確実となり、あとはどのくらいの球団が競合するかが注目されるようになる。U18、そしてこの秋も主役となりそうだ。

平元投手は反省

今大会終盤は疲れが出たものの、146キロ左腕として注目された平元銀次郎投手だったが、この日は4回0/3を投げて7安打4四死球で8失点し、「納得いく投球が1回もできず悔しい」と話した。

平元投手は大学に進学し、さらに磨いてプロ入りを目指す。

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試合後、プロ志望を表明した。「この悔しさを忘れず、プロの世界へ行きたい。球界を代表する捕手が目標。球界の記録をつくれるような選手になりたい」。

最後の打者が右飛に倒れると、中村は両手を膝につき、肩を落とした。「優勝してみんなで喜びたかった」。広陵初の夏制覇はならず。涙も出た。だが心を落ち着かせた後、次の舞台での活躍をきっぱりと誓った。

 「プロの世界に行っても、この悔しさを忘れずに野球をし続けたいなと思います。球界を代表する捕手になりたい」

「この悔しさをプロの世界で晴らしたい」とプロ志望届の提出を明言。25日にU―18W杯(9月1日開幕・カナダ)に出場する高校日本代表に合流の見通しだ。「悔しい気持ちを忘れてはいけない。目標は優勝」。将来の夢は「日本代表の4番・捕手」。未来の侍は世界一の瞬間、記憶と記録に残る一打を放つ。


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