智弁学園が強さ、岡野選手ホームラン、川釣投手が143キロ

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昨年秋の近畿大会ではベスト8に終わり、センバツへは近畿地区から出場するチームの6番目に名前が挙げられていた智弁学園、しかし選手個々の能力は高く、これから強くなっていくチームだった。

2年生4番

2年生で4番を任された藤村健太選手は、182cm94kgのスラッガー、1年秋の時点で通算本塁打は3本と、まだ実績は残せていないが、抜群の長打力を評価されていた。その藤村選手は4回にヒットを打つと、6回には値千金のタイムリー2ベースヒットを打った。4番に起用した小坂監督も「自分がうれしかったです。この春から4番を打たせて、育てないといけないし、これが自信になってくれればいい。」と話した。

また、長打力が注目される岡野龍太選手は第3打席まで2三振にノーヒットに抑えられていたが、8回の第4打席でホームランを放った。

そして投手では、1年秋に打撃投手をしている時に打球が頭にあたり、緊急の開頭手術を受けていた川釣聖矢投手が、自己最速となる143キロを記録した。182cmの右腕投手で、この日は6回から登板すると、4回を4安打6奪三振1失点、フォークボールとキレの良いストレートを見せた。

2年生の1番バッター・坂下翔馬選手は初回にベースヒット、4打席で2安打、3度の出塁で、また3番の俊足・左向澪選手も3打数1安打2打点で勝利に貢献した。

勝ち上がるごとに強さを増してゆきそうなチームで、一昨年のセンバツ覇者が勢いをつけそうだ。

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智弁学園は4回、畠山航青(3年)の右翼線三塁打、左向澪(3年)の左犠飛で同点。再度1点をリードされた6回1死二塁から左向の左前適時打で同点に追いつくと、続く4番・藤村健太(2年)の左中間二塁打で勝ち越した。7回には坂下翔馬(2年)のタイムリーで加点。8回には岡野龍太(3年)が右翼ポール際にソロ本塁打を放ち突き放した。

一昨年秋の打撃練習中に事故は起きた。打球が右前頭部を直撃。「血のにおいがした。あとは覚えていないんです」。病院に緊急搬送。陥没骨折による脳内出血で開頭手術を受けた。2カ月の入院。練習を再開できたのは年明けの1月だった。今も右の額にはプレートが埋め込まれ、大きな手術の痕も残っている。

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