横浜・万波中正選手が147キロで1回無失点、阪神・ヤクルトのスカウト視察

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横浜高校は逗子開成に8-2で勝利、プロ注目の万波中正選手が2本の2ベースヒットと、1回無失点のピッチングを見せた。

20人枠に滑り込み

高校1年の夏の大会では、横浜スタジアムのバックスクリーンに衝撃の一打を放ち、2年の夏の大会では、決勝の東海大相模戦で5打席連続三振の屈辱を味わった万波中正選手、最後の夏はベンチ入りの20人メンバーから当初外れており、出場できない可能性もあった。

しかし、平田監督と付きっ切りの打撃練習で目途が付き、最後に20人の枠に入った万波選手、この日は6番センターで出場すると、2回の第1打席でライトオーバーの2ベースヒット、3回にはレフト前の当たりだったが、守備の動きを見て果敢に2塁を奪うタイムリー2ベースヒットを打った。

また、守備でもファースト、ライトを守り、9回にはマウンドに登った。昨年夏の甲子園以来の公式戦マウンドだったが、「相手に気合で負けないように、ストレートで押していこうと思った」と話すように、打者3人をストレートのみ、わずか6球、最後のバッターからは空振り三振を奪った。最速は147キロを記録した。

中学時代はかなりやんちゃだったという話も聞く万波選手、この日の試合後は「いつも負けることに不安を覚えて練習してます。勝つことに必死です」と話し、厳しさを味わいながらメンタル面では成長を見せている。もともと持っている素質は素晴らしく、花開くのは遠くないだろう。

この試合には阪神、東京ヤクルトのスカウトが視察に訪れ、横浜高OBのヤクルト・斉藤スカウトは「中田翔みたいにホームランや打点で勝負していけるバッターになるんじゃないかな」と評価した。

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スタンドではヤクルト、阪神のスカウトが熱視線を送った。横浜OBでもあるヤクルト・斉藤スカウトは「(将来は日本ハムの)中田翔みたいにホームランや打点で勝負していけるバッターになるんじゃないかな」と高く評価した。

 6点リードの9回から4番手で登板。「相手に気合で負けないように、ストレートで押していこうと思った」。最後の打者から空振り三振を奪うなど、打者3人をわずか6球、すべて最速147キロの直球で退けた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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