根尾選手はプロで二刀流希望、藤原選手、小園選手も進路について話す

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U18アジア選手権を終え、侍ジャパンU18戦士たちが、JAPANのユニフォームを脱ぎ、いよいよ進路について本格的に動き出す。根尾昂選手はプロで二刀流を目指すことを明らかにした。

根尾選手

根尾昂選手はこの日、先発出場していたライトから7回にリリーフで登板すると、自己最速となる150キロを記録し、3者凡退におさえて7回コールド勝利を締めた。「指にかかったので、どのくらい出たかなと思ったけど、150が出たとは。うれしいですね」と話し、素直に喜びを見せた。

今年のドラフトの中心として注目されており、すでにプロへの思いは話している。しかし甲子園大会後には、「遊撃かな」とプロでは内野手で挑戦していくと話していたが、この日は、プロで二刀流を考えているかの質問に「はい」と即答し、「遊撃手に絞ったこともない。両方をやるにしろ、どっちかに絞るにしろ通用しない」と話した。

藤原選手

藤原恭大選手もすでにプロ志望を明らかにしている。U18では打者として頭一つ抜きんでているものを見せ、得意の足でも見せた。試合後には「プロ一本で行きます」とあらためてプロ志望を宣言し、「課題が残ったまま終わった」とU18で見つけた課題を修正していくことを誓った。

木製バットで臨んだ大会で、「早い時期からよい投手と対戦出来たのは良かった。」と話し、9月30日には大阪桐蔭として国体に出場するが、「感触が良かったから使っていこうかな」と木製バットで出場する可能性も話した。

小園選手

小園海斗選手は昨年、今年とU18代表として出場したことについて、「2回も選んでもらい、人生の中ですごく良い経験だった」と話した。そして進路については「まだ何も考えていない。帰っていろいろ相談したい」と話し、プロ志望に明言はしなかった。

今大会は韓国戦で3エラー、台湾戦でもエラーや記録されないまずいプレーも見せた。守備でも打撃でも課題を見せたが、打撃では21打数11安打と高い打率を残した。プロ志望は確実で、プロでは安定した守備と打撃で活躍を見せる。

侍ジャパンU18日本代表メンバー(2018)

2018年度-高校生のドラフト候補リスト

試合後は、球速以上の衝撃を与えた。プロ志望を表明していたものの、プロでも二刀流を考えているかという問いに「はい!」と即答。「遊撃手に絞ったこともない。(投手と野手の)両方をやるにしろ、どっちかに絞るにしろ(プロでは)通用しない」と、自身のレベルアップ次第だと言い聞かせた。

高校日本代表としての最終戦。最後の最後に見せ場を作った。根尾は13点差の七回にマウンドへ。1死後、6番・王帥への3球目だった。リリースした瞬間に手応えがあった。

 150キロの直球で空振り三振。「いつもより指にかかった感じがあったので、後ろ(の電光掲示板)を見た。うれしいですね」。1次L・韓国戦は、これまでの148キロを更新する149キロを記録した。今大会2度目の登板でさらに更新。改めて投手としての可能性を示す活躍を見せた。

 5番打者としては四回1死二、三塁で、中前2点適時打を放った。1次L・香港戦は自身初のサイクル安打を放ち、今大会は打率・389。国際舞台でも投打でトップレベルのプレーを見せた。

大阪桐蔭では藤原とともに早くからドラフト1位候補として注目された。春夏連覇を達成した甲子園大会後、プロでは遊撃で勝負したい意向を示した。球速を大台に乗せたこの日の言葉は「(投手と野手どちらを選択するかは)これから考えながらやっていきたい」。二刀流に含みを持たせるものだった。

進路については「プロ一本で行きます」と宣言。「課題が残ったまま終わった」と大会を振り返った一方で「木製バットで早い時期から良い投手と対戦できたのは良かった。経験を生かしたい」と力を込めた。

「大学に入らないと、木のバットで実戦をすることはない。みんなより数年、早い段階で(海外の)いい投手とやらせてもらったので、この課題を克服して、上の世界にいきたい」

高校日本代表入りは2年連続。「2回も選んでもらい、人生の中でも凄く良い経験だった」と振り返り、進路には「まだ何も考えていない。帰っていろいろ相談したい」と話すにとどめた。

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