大船渡・佐々木朗希投手、連投も154キロで13奪三振完投勝利

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秋季高校野球岩手大会では、前日に157キロを記録した大船渡の佐々木朗希投手が高校初の連投のマウンドに登り、154キロのストレートで13三振を奪って完投勝利を挙げた。

1失点完投

前日の盛岡三戦で157キロを記録し、11奪三振で完封勝利をしていた大船渡の佐々木朗希投手、この日の2回戦・一戸戦で高校では初となる連投のマウンドに登った。「久しぶりだったので、どうなるのかわからなかった」と話し、連投は小学校以来だったという。

しかし、球速は154キロを記録し、7回を投げて1失点に抑え、チームはコールド勝利した。奪った三振も13個にのぼった。「真っすぐで空振りが取れないなら変化球で」と変化球も織り交ぜた投球で、「力が抜けていいボールが行ったと思います」と話し納得の投球を見せた。

この日は立ち見が出るほど球場にファンが詰めかけた。佐々木投手は「すごくプレッシャーを感じた。」と話し、大勢の注目の中で投げる事にまだ慣れていない。しかし「それを力に変えられるようになりたい」と話した。

これでチームはベスト8に進出した。次戦は強豪の黒沢尻北と対戦する。3位までに入れば東北大会に出場できる。来年のセンバツに出場するためには、東北大会で決勝まで進むことになるが、東北大会に進出すれば、21世紀枠での出場の可能性も高くなる。

来年の超目玉、佐々木投手がセンバツに出る事になれば、注目されることは必至だ。

2019年度-高校生のドラフト候補リスト

最後の打者を打ち取ると笑顔で整列に加わった。佐々木は7回完投で1失点13奪三振。最速は154キロをマークした。
「久しぶりだったので、どうなるのかわからなかったけど、力が抜けていいボールが行ったと思います」。小学校以来という連投もしっかり投げ抜き一安心。疲れを感じながらも「真っすぐで空振りが取れないなら変化球で」と相手に的を絞らせなかった。

前日16日に行われた盛岡三との1回戦で、自己最速を3キロ更新した。外野席まで開放されるなど“朗希フィーバー”は継続。球速は初回に記録した154キロ止まり。「初めての連投で疲れもあって、ストレートで空振りがとれなかったので、変化球でいこうと思った」と、スライダーやチェンジアップを多投した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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