大船渡・佐々木朗希投手が154キロも盛岡大付に敗れる、DeNAなど視察

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秋季高校野球岩手大会の準決勝では、東北大会進出をかけ、大船渡の157キロ右腕・佐々木朗希投手が盛岡大付と対戦した。154キロを記録したものの10安打を浴びて7失点と、強豪の洗礼を受けた。

7失点

「自分の力不足で負けてしまって悔しい」と佐々木朗希投手は話した。初回、中3日のマウンドで「肩が少し張っていた」と話したもののストレートは150キロ超を連発した。しかし、これまでとの相手とは違う盛岡大付、初回の1アウト2塁からスライダーを右方向にはじき返して先制点を許すと、5番打者には真ん中低めに投げた151キロ速球を強く引っ張られ、打球はライト戦に転がりタイムリー2ベースヒットとなった。

その後も5-5の同点で迎えた7回には、死球を与えてそのランナーを暴投で進めると、決勝となるタイムリーヒットを浴び、この回2点を失って勝負あり、5-7で敗れた。9回を投げて10安打6四死球で7失点、盛岡大付は普段から160キロの打撃マシンで打ち込んでおり、ストレートを苦にしなかった。「内角を多く使ったんですけど、外野に運ばれてしまった。空振りも少なく、バッターの力を感じました」と佐々木投手は話した。

プロスカウトは高評価

それでもこの日も最速は154キロを記録し、10の三振を奪った。これで4試合連続二けた奪三振となる。この投球を視察した横浜DeNAの武居スカウトは「球が速くて腕の振りがいい。今秋のドラフトなら間違いなく上位候補」と話し、現在でもドラフト上位で消える選手と評価した。

今日24日に3位決定戦で専大北上に勝利すれば、3位で東北大会に進出できる。まだセンバツへの道は繋がっている。佐々木投手は「チーム一丸となってやっていきたい」と話した。

2019年度-高校生のドラフト候補リスト

視察したDeNA・武居邦生スカウトは「球が速くて腕の振りがいい。今秋ドラフトなら間違いなく上位候補」と絶賛した。負けはしたが、東北大会出場の可能性は残されている。24日の専大北上との3位決定戦に向け、「チーム一丸となってやっていきたい」と気持ちを必死に切り替えた。

最速157キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(2年)が東北大会出場切符をかけ、盛岡大付戦に先発。5-5の7回に死球と暴投で傷口を広げ、決勝点となる適時打を浴びるなど2失点。最速は2回に計測した154キロ、9回を投げ10安打10奪三振7失点だった。
試合後の整列直後から号泣し、「自分の力不足。期待を裏切ってしまった」と肩を落とした。

佐々木を視察したDeNA・武居スカウト
「この秋のドラフトにかけても、上位指名は間違いない」

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