横浜・及川雅貴投手が13奪三振で東海大相模を下す、巨人・DeNA・中日スカウト絶賛

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秋季高校野球神奈川大会では、横浜高校と東海大相模が対戦し、横浜高校が5-2で勝利した。及川雅貴投手が9回13奪三振2失点の好投を見せた。

強豪下す

神奈川のライバル、東海大相模に対し、横浜高校は152キロ左腕の及川雅貴投手が先発した。しかしこの日は、ストレートを減らし、153球を投げた内の7割から8割が130キロ台のスライダーで相手バッターの狙いを外した。5者連続を含む13個の三振を奪った。

意表をつく投球内容に、東海大相模の門馬監督も「7割から8割はスライダー、半分くらいはボール球だと思うけど、ストライクゾーンの中での低めで、一番いい所に来ていた。うちにはそのボールを見極める目と経験が足りなかった」と話した。

この日はストレートとスライダーの2種類のみだった。ストレートも147キロを記録した。6四球を与えるなど普段の制球の良さから見るとやや苦しんだものの、普段とは違うスタイルでまずはこの秋、東海大相模に引導を渡した。

スカウト絶賛

この投球に巨人の古城スカウトは「真っすぐが速くて、あれだけ腕を振って低めに投げられたら打てない。」と話し、今年のドラフト候補だったとしても「全然いけるんじゃないか」と話した。

また横浜高校OBで中日の小山良男スカウトは「制球が良くなった。追っていきたい」と後輩を追っていくことを話すと、横浜DeNAの稲嶺茂夫スカウトも「右打者の膝元にしっかり放れる。スライダーが素晴らしい」と評価した。

及川投手と佐々木投手は、いつも同じようなタイミングで登板をし、お互いに刺激を受けながら成長をしている。この日は佐々木投手が盛岡大付に敗れたが、横浜の及川投手は勝利した。来年、佐々木投手と及川投手がセンバツで対戦することになれば、その戦いは来年の高校野球のハイライトになるかもしれない。

2019年度-高校生のドラフト候補リスト

最速152キロを誇る直球に頼らず、この日は変化球を低めに集めた。六回に1点を取られ、なお一死一、三塁のピンチでも低めに制球し5番・金城を三ゴロ、6番・加藤を空振り三振に仕留めた。「点を取られても踏ん張りが効くようになったのが(夏からの)成長」と胸を張った。
この投球に巨人・古城茂幸スカウトは「真っすぐが速くて、あれだけ腕を振って低めに(スライダーを)投げられたら打てない。(今年のドラフトでも)全然いけるんじゃないか」と高く評価した。

保土ケ谷球場で横浜・及川を視察した横浜OBの中日・小山良男スカウトは「制球が良くなった。追っていきたい」と言い、DeNAの稲嶺茂夫スカウトも「右打者の膝元にしっかり放れる。スライダーが素晴らしい」と評価した。 

準々決勝で鎌倉学園にコールド負けを喫した昨秋から1年。「昨年は僕が打たれてセンバツを逃した。負けるわけにはいかなかった」と燃えていた。前夜からチケットを求める行列ができ、札止めとなる1万6000人が詰めかけた注目の大一番。「直球の調子が良くなかった」。自己最速152キロの直球は147キロにとどまったが、ストライクゾーンから鋭く曲がるスライダーを駆使し、東海大相模打線を手玉に取った。
初回1死一塁から5者連続三振を含む13奪三振。これで3試合で計22回32奪三振だ。今夏の甲子園でも2試合に登板した。「スライダーの制球力は上がってきた。今までは失点したら止まらなかったが踏ん張りがきくようになった」と手応えも口にした。

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