熱戦・山形、酒田南・伊藤海斗選手が本塁打、羽黒・篠田怜汰投手も粘りの投球

酒田南, 羽黒高, 伊藤海斗, 篠田怜汰, 日下部由伸

山形大会は準々決勝で熱い戦いが繰り広げられている。酒田南vs鶴岡東では189cmスラッガー・伊藤海斗選手のホームランが飛び出し、羽黒vs日大山形では、145キロ右腕の篠田怜汰投手が粘りの投球を見せた。

山形

今年の夏は、羽黒高校が劇的なサヨナラホームランで甲子園に出場したが、甲子園では初戦で奈良大付に1-4で敗れている。そして甲子園は、隣の秋田県の金足農が旋風を巻き起こし、大いに盛り上がりを見せた。それもあって、山形の戦いが熱い。この日の準々決勝は、酒田南vs鶴岡東、羽黒vs日大山形というおなじみの強豪同士が激突した。

酒田南には189cmのスラッガー・伊藤海斗選手がいる。今大会の2回戦で満塁ホームランなど3安打6打点の活躍を見せ、この日は7-4の8回、カーブを捉えて右中間スタンドの上段に飛び込む2ランホームランを放った。2試合連続となる高校通算21号弾となった。

バッターボックスに入ると、一度、右ひざを地面すれすれまで落とし、体の重心を大きく下げ、その後、投手に正対する。股関節を意識してタメを作るために行うルーティーンも定着した。力みにもなり、この日は2打席で三振を喫したが、189cm85kgの体なら力まなくても飛ぶ。

怪物・伊藤選手のダメ押し弾で9-5で鶴岡東を下し、準決勝ではこれまた強豪の山形中央と対戦する。

そして、夏の甲子園に出場した羽黒、甲子園では1番~3番、そして先発が2年生だった。試合には敗れたものの、ショートの日下部由伸選手、145キロ右腕の篠田怜汰投手などがその力を見せていた。しかし、ベンチ入り組が甲子園でプレーする間、ベンチ入りできなかった選手たちは山形で猛練習を重ねていた。この日も甲子園ベンチ入りメンバー6人がスタメンになったものの、チーム内での紅白戦は激戦になるという。

この日は、日大山形と対戦した。2-2の同点で迎えた3回に、日下部由伸選手がライトスタンドにホームランを放った。そして篠田怜汰投手も、9回を投げて7安打を2失点で完投し、3-2で勝利した。甲子園経験組が、経験を武器に成長を見せる中で、チーム内の競争も激化し、さらに強い羽黒高校になっている。篠田投手は、来年注目されるドラフト上位候補投手の中に入ってくれる素質を持っていると思う。

甲子園連続出場に向け、次の準決勝では山形城北と対戦する。

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7-4で迎えた8回1死一塁、カーブを捉えて右中間スタンド上段に、2戦連発となる高校通算21号を突き刺した。三塁を回ると新チームになってから取り入れた「敬礼ポーズ」で、祝福するナインと喜びを分かち合った。「狙っていた変化球にうまく対応することができた。変化球で2打席三振だったが、気持ちを楽にして打席に入ったら、運良く飛んでくれました」と笑顔で振り返った。

3回には、主砲・日下部が高校通算8号の決勝弾。最速145キロエース右腕・篠田怜汰(2年)も7安打2失点の完投で粘りの投球を披露した。


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