根尾選手は12球団OK、二刀流について球団の話を聞いてから

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この日の大阪桐蔭での最後の試合を戦った根尾昂選手、藤原恭大選手、柿木蓮投手、横川凱投手が、それぞれプロ志望届を提出することを明らかにした。根尾選手は12球団OKの姿勢。

今日にもプロ志望

国体の済美戦で勝利し、高校野球のすべての日程を終えた大阪桐蔭の3年生メンバーは、それぞれの進路について話した。根尾昂選手は「プロ志望届を提出する事を決めた」と話し、12球団のどこでも入団する意思を明らかにした。二刀流については、「球団の方の話を聞いてみてからですね。投手、内野、外野のどこをやるか分からないけど、どこを守ることになっても、チームの勝利に貢献したい」と話し、ポジションにこだわらない姿勢は示した。

ただし、本人はショートでやりたいし、投手としても登板もしたいと思っているだろう。プロ志望届提出後に、プロとの接触が可能となり、おそらく12球団が大阪桐蔭を訪れ、根尾選手と面談することになるが、そこで、球団の考え方を聞き、ある程度の志望は伝えるものとみられる。

現在は高校生は希望球団を口にすることができないが、この面談で球団側が、入団する意思があるかどうかを、直接的でなくても感じる事で、その選手の1位指名を回避することもある。しかし、昨年は清宮選手に、唯一日本ハムだけが面談をせず、清宮選手は7球団の指名の末、日本ハムが交渉権を獲得している。

また、藤原恭大選手もプロ志望を表明し、「1,2年目が大切だと思うので、しっかり体づくりをしたい。まだまだ実力不足だけど、将来はトリプルスリーができるような選手になりたい」と話した。

また、柿木蓮投手、横川凱投手もプロ志望の意思を明らかにした。柿木投手は、視察した中日の中田SDも「柿木は間違いなく上位24人に入ってくる」と話し、2位までの指名を予想した。1位指名の入札と抽選次第では1位で指名される可能性もある。

最強世代・大阪桐蔭は8冠、4人が今日プロ志望届提出へ

指名を受けた球団の方針に従うとした上で、二刀流について言及。「(継続は)球団の方の話を聞いてみてからですね。投手、内野、外野のどこをやるか分からないけど、どこを守ることになっても、チームの勝利に貢献したい」と話した。
大阪桐蔭の3年生全員は、今夏の甲子園終了後に西谷監督と面談した。根尾はその場で高卒でのプロ入りを目指すことを伝えた。「長く(現役を)やれる選手になりたいと思っている」。

春の選抜では史上初となる2年連続の胴上げ投手に輝き、最速150キロ。打者として高校通算32本塁打を誇る二刀流の次なる舞台はプロだ。「投手、内野、外野とどこをやってもそのチームの勝利に貢献したいし(プロで)長くやりたいです」。今大会初日に中日が今秋ドラフトでの1位指名を明言。阪神も最終日まで視察するなど超目玉として12球団から熱視線を浴びる。
藤原、柿木、横川とともにプロ志望を表明。根尾も藤原も12球団OKの姿勢だ。入学時から切磋琢磨してきた藤原は「トリプルスリーを目標に一歩一歩力をつけたい。これからが本当のスタート」と言葉に力を込めた。

阪神、中日、オリックスのスカウトが視察する中、四回一死で左前打を放つと、続く根尾の中越えの当たりで自慢の快足を飛ばして一気に先制のホームイン。高校生活最後の打席となった八回は先頭で遊撃手の頭を越すポテンヒットで、二塁を陥れた。「自分としては課題が残る打撃だった」としながらも、最後まで観客を魅了した。
「やりきったというより、ここからが本当のスタートだな、という気持ちになりました。1年目、2年目が大事になってくると思う。この(オフの)期間に体づくりをして、自分の課題である打撃も向上して、しっかりと活躍できるようにしたい」
事実上のプロ入り表明をした藤原をはじめ、同校からは根尾、さらに柿木蓮投手、横川凱投手の4人が4日にプロ志望届を提出する。西谷浩一監督(49)は「3年間でこれだけの経験をした選手はいないのではないか。次のステージに向けても頑張ってやってもらいたい」と背中を押した。

根尾、藤原、柿木、横川は試合後、改めてプロ入り希望を明かした。4日にプロ志望届を提出する。「4人ともプロ一本です」と西谷浩一監督(49)。25日のドラフト会議で全員が指名されれば、高校では2001年の日大三などと並んで最多人数になる。
根尾と藤原は、05年高校生ドラフトの辻内崇伸(元巨人)と平田良介(中日)以来、同校2度目のダブル1位が確実視される。「指名された球団に行く?」という問いに根尾は「そうです」と即答。「トリプル3」を目標に掲げる藤原も「はい。どこでも」と、ともに12球団OKの姿勢を示した。
さらに、柿木も1位指名される可能性が出てきた。この日は8回から登板して9回に3ランを浴びたものの、最速149キロをマークした。今年のドラフトは、スカウト陣が「1位候補が12人そろわない」と嘆く状況だ。ある球団幹部が「根尾と藤原、柿木は同等の評価をしている」と明かしたように、最速151キロ右腕の評価は高い。
済美戦を視察した中日の中田アマスカウトディレクターも「柿木は間違いなく(ドラフト2位までの)上位24人に入ってくる」と予想した。「上の世界で通用したい、トッププレーヤーになりたいという気持ちが強いです」と意欲をのぞかせた柿木を加えて、同一高校の3人がドラフト1位指名されれば初の快挙になる。

今秋ドラフト1位候補の藤原は、4日にプロ志望届を提出する。12球団OKの姿勢で「1、2年目が大切だと思うので、しっかり体作りをしたい。まだまだ実力不足だけど、将来はトリプルスリーができるような選手になりたい」と目標を語った。

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