春季高校野球東京大会で日大三が修徳と対戦し、1-0で迎えた6回から151キロ右腕の井上広輝投手が登板し、圧巻投球を見せた。広島の苑田スカウト部長、横浜DeNA・進藤編成部長が視察に訪れた。
代表合宿に参加せず
日大三の井上広輝投手は151キロの速球を投げ、今年の高校生投手のトップクラスの一人。U18代表一次候補にも選ばれているが、春季大会の試合の予定があったため合宿には参加できなかった。
そしてこの日、強豪の修徳と対戦すると、試合は予想通り接戦となる。そして1-0で迎えた6回から登板をすると、4回を1安打5奪三振無失点に抑える投球を見せた。
視察した広島の苑田スカウト部長は「BIG4と並べていい」と、星陵・奥川投手、横浜・及川投手と並ぶ存在と評価した。また横浜DeNA・進藤編成部長は「完成度が高い」と即戦力の評価を示した。
合宿で佐々木投手、奥川投手などが話題になっていることについて井上投手は、「佐々木は見たことが無いので。奥川はセンバツですごかった。負けないように上に行く気持ち」と話した。
合宿で佐々木投手、奥川投手と触れ合ってほしかったという思いもあるが、昨年は故障をしていたこともあり、佐々木投手の投球を見て力が入るのも心配だったのでこれで良かったかもしれない。
佐々木投手は突き抜けてしまったが、奥川投手、及川投手、創志学園の西投手と並び、井上投手もトップクラスなのは間違いない。
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