姫路南の大型左腕・照峰賢也投手に巨人、中日など8球団スカウトが視察

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春季兵庫大会では、姫路南の照峰賢也投手が社高校を9回1安打12奪三振3失点に抑えて完投した。この試合には8球団11人のスカウトが視察をしている。

社・藤本投手は登板せず

姫路南vs社の対戦となったこの日、181cmから143キロの球を投げる大型左腕・照峰賢也投手と、148キロの速球を投げる藤本竜輝投手の投げ合いも期待された。

姫路南は照峰投手が先発すると、8つの四球など10四死球を許した。2回には死球でランナーを出すと「直球が高めに浮いた」と2ランホームランを浴びた。しかし、ヒットはこの1本のみ、強豪・社を9回1安打に抑え、ストレートとチェンジアップのコンビで12個の三振を奪った。最速は140キロだった。

照峰投手は「四球が多かった中でも、最後まで球威が落ちることなく、攻められたのは、冬にやってきたことが出せた」と話し、吉本監督は「四死球が多かったですけど、要所要所でベストの球を投げていた。成長したなと思います。気持ちが入った上でいい球がいっていた」と話した。

照峰投手は181cmの身長があり、このオフに体重も7kg増えて81kgとなった。この日は144球を投げたが、球数が増えても球威が落ちる事なく、9回まで3失点で粘りを見せられた事に「冬にやってきたことはまちがいじゃなかった」と手ごたえを見せていた。

一方、社の藤本投手は3番レフトで出場をしたものの3打数ノーヒットに終わり、また登板をせずに春季大会を終えた。公式戦ではまだ登板が無く、こちらもどのような状態なのか気になる。

この日はドラフト候補同士の投げ合いに期待した8球団11人のスカウトが視察に訪れたが、中日・中田アマスカウトアドバイザーは姫路南の照峰投手について、「腕を振ってチェンジアップが投げられるので三振が取れる」と評価をした。

藤本投手の投球には練習試合や夏の大会でチェックをする事になる。

2019年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2019年度-高校生-兵庫県のドラフト候補リスト

最速143キロ左腕と、社(やしろ)のMAX148キロ右腕・藤本竜輝(3年)が投げ合う可能性があったため、巨人など8球団11人のスカウトが視察。藤本は登板しなかったが、照峰は8四死球を与えながらも、この日は最速140キロをマークし、5年ぶりの4強進出に貢献した。

2回表、先頭打者に死球を与え2死1塁とすると「直球が高めに浮いた」と先制2ランを被弾。しかし、許した安打はこの1安打のみ。4回に失策が絡み1失点したが、以降は「四死球出してから要所を締められたのが、3点で収まったのかなと思います」と球威ある直球とチェンジアップを駆使し、三振の山を築いた。

今秋ドラフト候補に挙がる姫路南の左腕・照峰は8四死球を出しながら144球を投げ抜き、1安打3失点完投勝利。「要所で抑えられたのが良かった」と胸を張った。昨秋には74キロだった体重は「食トレ」81キロまで増加。1日に必要な炭水化物、ビタミン、タンパク質の量を見直し、トレーニングを積んできたことが生きている。

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