令和の怪物・大船渡の佐々木朗希投手、平成最後は4番DHで3打数2安打2打点

高校野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

令和の怪物候補、大船渡・佐々木朗希選手はこの日、角館との練習試合で4番DHで出場し、3打数2安打2打点の活躍を見せた。

いざ令和

平成最後となった4月30日、角館高校と練習試合を行った大船渡は、注目の佐々木朗希投手は4番DHでの出場となり登板はしなかった。

打撃や走塁でも桁外れの能力を見せる佐々木選手は、この日も初回に左中間への2点タイムリー2ベースヒットを打つと、3回にもピッチャー強襲ヒットを打ち、雨でぬかるむグラウンドだったがすかさず二盗を決めた。3打数2安打2打点1盗塁の活躍を見せた。角館の湯沢監督は「隙があれば狙ってくる。一生懸命な、いい選手」と評価した。

U18の代表合宿で163キロを記録した投球はこの日も見せず、練習試合では仙台育英戦で投げた4月20日から登板をせず、いよいよ5月2日の春季岩手大会地区予選を迎える事になる。チーム的にも1984年にはセンバツに出場した事もあり、岩手県内ではそこそこの実力があるが、地区予選はギリギリ勝ち上がるかという状況が続いている。

昨年夏は強豪の盛岡三と初戦で対戦し、佐々木投手の投打で勝利をした。秋も盛岡三を撃破すると黒沢尻北、に勝利しベスト4へ、しかし、盛岡大付に5-7で接戦で敗れると、専大北上に10-11で敗れた。まずは夏の甲子園に向けて強豪と初戦から対戦しないようにするために、春の大会で勝ち上がりシード権を獲得したい。そのためには佐々木投手の力が必要だ。

ただし、試合で登板するかどうかは分からない。大勢のファンが観戦に訪れると思うが、たとえ投げなかったとしても、チームや佐々木投手に対して変なプレッシャーなどは絶対に与えないで欲しい。

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雨の中行われた平成最後の練習試合。佐々木は一回1死一、三塁の第1打席で左中間へ先制2点二塁打。三回1死の第2打席は投手強襲安打を放ち、二盗や相手守備の隙を突いて進塁するなど走塁でも非凡さをみせた。

悪天候もあって登板はなかったが、角館の湯沢淳監督は「去年の夏に対戦し、その時点で日本一の投手だった。(投球以外でも)隙あれば(次の塁を)狙い、ワンプレーを全力でやっている」と絶賛。

投手としての登板はなく、20日の仙台育英戦(仙台育英グラウンド)以降、報道陣の前でピッチングは見せていない。今後は5月2日に初戦を迎える、春季岩手県大会沿岸南地区予選での登板が期待される。

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