東農大三・飯島一徹投手は4回途中7失点降板もプロ10球団視察し「体の強さはある」

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桐光学園と対戦した東農大三は、埼玉大会で145キロの速球を投げて強打の花咲徳栄を破った飯島一徹投手が先発し注目された。

体の強さはある

180cm82kgの体があり、145キロの速球を投げ、春の埼玉大会を見ていたプロのスカウトから評価をされていた飯島一徹投手、花咲徳栄に5失点をしたものの勝利をし、この日は10球団のスカウトが市営球場に詰めかけた中で、神奈川の雄・桐光学園を相手にどんな投球を見せるかが注目された。

いったん足を挙げてからやや止まるような感じでタメを作る。そこから投げられるストレートの強さは投げ合った181cm左腕2年生の安達壮太投手を上回った。球速は142キロを記録した。

しかし結果としては4回途中まで7失点して降板している。初回は立ち上がりで味方のエラーが出てランナーを背負い、安達選手にタイムリー2ベースヒットを浴びて1失点した。また4回にはサードのやファーストに鋭い打球が飛び、これを内野手が止められずに長打にしてしまう。他にも暴投や四球なども絡まってピンチが続くとストレートの力も弱くなってしまい、この回は1アウトも獲れずに降板した。3回0/3で6安打7失点1奪三振という内容だった。

まだ課題も多いが強いストレートは十分魅力がある。視察した10球団のうち、中日の松永編成部長は「打たれてしまったが体の強さはある」と話した。これで候補から外れたという事はなく、夏にどんな投球を見せるか注目したい。

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バックネット裏にはプロ10球団のスカウトが集結。中日の松永幸男編成部長は「打たれてしまったが体の強さはある」と評した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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