丹生高校・玉村昇悟投手が星稜戦で好投、巨人・中日・ヤクルトなど9球団20人スカウト

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丹生高の147キロ左腕・玉村昇悟投手が星稜高校との練習試合で登板し、巨人・中日・東京ヤクルト・福岡ソフトバンク、埼玉西武など9球団20人のスカウトが集結した。

7回途中3安打1失点

丹生高校の玉村昇悟投手は最速147キロの速球を投げ、春季大会では1安打16奪三振の快投をみせて注目され、敦賀気比戦には9球団のスカウトが視察に集まっていた。

この日は星稜との練習試合で先発すると、6回0/3を投げて3安打5奪三振1失点、強力打線を相手に好投を見せた。最速は140キロで「高めに浮いてしまった。全然ですね」と反省を口にしたものの、4回には1アウト1,3塁のピンチで、139キロのストレートで空振り三振を奪って抑える場面も見せた。

春の大会で好投を見せたものの、敦賀気比戦では147キロを記録したものの9回12安打4失点し、強豪相手にはまだ通用しないと感じた。春木監督が「下半身の使い方がダメ」と指摘し、そこから下半身主導のフォームにするための取組をしている。夏に向けてこの日はまだフォーム固めの段階だったが、「直球がどれだけ通用するかを試したかった。決めに行った直球はあまり打たれなかったし、長打も出なかったので、そこは良かった」と話し、手ごたえを感じていた。

星稜の山下智将監督も、「どんどんよくなってますね。選手は打席の中で球速以上の速さを感じていたみたい。ボールだと思って見逃したのではなく、手が出なかった直球が結構あったんだと思います」と話し、相手投手を称賛した。

プロのスカウトも高評価

この日は注目左腕が星稜を相手に登板するとあって、9球団20人のスカウトが集まった。東京ヤクルト・伊東昭光編成部長は「前の方で離せているし、出どころも見にくい。三振は少ないけど空振りが取れる。140キロ超えがなくても速く感じる。左はなかなかいないので注目してみていきたい」と話すと、巨人・織田淳哉スカウトも「強豪を相手に堂々の投球。直球の質がいい。右打者の内角にシュート回転せずに投げ込める。夏までに直球、変化球ともに精度が上がってこれば、さらに楽しみ」と話し、左腕としてのフォームの良さ、投げられる球の質を評価した。

玉村投手は進路について聞かれると、「どこかの段階でプロに行って活躍したい」と話し、進学や社会人も視野に入れながら将来のプロ入りを意識していた。

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 ネット裏には阪神をはじめ、中日、ソフトバンク、西武など9球団20人のスカウトが集結したが、巨人・織田淳哉スカウト部主任は「強豪を相手に堂々の投球。夏までに直球、変化球ともに精度はアップすれば楽しみ」。ヤクルト・伊東昭光編成部長は「球持ちがいいし、三振は少ないけど空振りが取れる。140キロ超えがなくても速く感じる。注目したい」など、高く評価する声が相次いだ。

ヤクルト・伊東昭光編成部長は「前の方で(球を)離せているし、出どころも見にくい。左はなかなかいないので、注目してみていきたい」と評価。巨人・織田淳哉スカウトも「直球の質がいい。右打者の内角にシュート回転せずに投げ込める。夏までに直球、変化球ともに精度が上がってこれば、さらに楽しみ」と話した。潜在能力抜群の左腕は「どこかの段階でプロに行って、活躍したい」と今後の野球人生を思い描いた。

「決めにいった直球があまり打たれなかった。いい感じできています」と手応え。伸びしろ十分の左腕は「どこかの段階でプロに行って活躍したい」と高みを見据えた。

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