古川学園の佐々木繕貴投手が春の成長を見せている。この日は東北学院榴ケ岡に完投勝利し、宮城大会ベスト8進出を果たした。
5月に球速を10キロ以上更新
佐々木繕貴投手は178cmの右腕投手で、昨年は体重が64kgと細かったが135キロのストレートを投げていた。そしてこの冬は体重を7kg増やして71kgとなり、体幹トレーニングやウェートトレーニングで体を作ると、5月8日の練習試合で最速146キロを記録し、15日にも145キロを記録した。
この日は春季宮城大会の2回戦、東北学院榴ケ岡戦に先発をすると、9回145球を投げて8安打3失点(自責点1)で完投勝利、1回と終盤の8,9回に1失点するなど課題もあるが、2回から7回までは140キロのストレートを軸に6イニングを3安打無失点に抑えた。
佐々木投手には既にプロのスカウトも視察に来ており注目されている。米倉監督も「もうひと皮むければ150キロも出ると思う」と素質を評価している。仙台育英が140キロ投手を5人以上そろえているが、夏の打倒育英候補の一番手となるか、ベスト8に入った古川学園とエースの佐々木投手に注目したい。
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4月の学法石川(福島)との練習試合で先発し6-3で勝利。米倉亮監督の仙台育英時代の恩師でもある名将・佐々木順一朗監督(59)からもお墨付きをもらった。今月8日の練習試合で146キロを計測。昨年の135キロからの大幅アップに、米倉監督も「間違いかも」と疑ったが、15日にも145キロをマークしマグレではないことを証明した。
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