興南・宮城大弥投手と桐蔭学園・森敬斗選手の対戦に、9球団26人スカウト集結

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興南が桐蔭学園と練習試合を行い、プロ注目の宮城大弥投手と森敬斗選手の対戦に、9球団26人のスカウトが集まり、巨人・西武のスカウトが高い評価をしている。

宮城投手は7回から登板

興南高校が桐蔭学園と練習試合、プロ注目の左腕・宮城大弥投手は、この日は4番センターで出場をしていたが、7回にマウンドに上った。対する桐蔭学園、遊撃手・森敬斗選手もプロが注目する遊撃手、4月に行われたU18代表候補合宿に召集され、宮城投手から3ベースヒットを打っている。

7回ノーアウト1塁でその森選手が打席に入ると、宮城投手は力強い球で空振り三振を奪い、1回目の対決は宮城投手に軍配が上がった。その後、宮城投手は9回までの3イニングを全力投球し、最速は148キロを記録した。

そして9回2アウトから2度目の対戦が巡る。ランナーを二塁に置き森選手が打席に入ると、ライトポール際に特大のファウルを打った。「あれを惜しいと考えたら、それまで。ホームランにしないとまだまだ。」と話したものの、続く球を痛烈に一二塁間に運んだ。

宮城投手は3回を投げて4安打で1失点をしたものの、すべて空振りで6つの三振を奪った。宮城投手は「夏までに150キロに行きたい」と話した。

プロ注目の左腕と遊撃手の対決に、プロのスカウトも9球団26人が集結し、この対戦を見守った。特に沖縄に球団の幹部クラスが足を運ぶことは、時間的にもなかなか難しい事から、興南の関東遠征は宮城投手を見る大きなチャンスとなる。

巨人の長谷川スカウト部長は「田口に高校時代より馬力がある」と、地チームの左の先発として活躍を見せている田口投手以上と評価、また埼玉西武の渡辺GMも「1年夏の甲子園で見てから順調に伸びている。上位の可能性はある」と話し、ドラフト上位候補という評価も口にした。

宮城投手の成長する姿を松井裕樹投手と想像していたが、抜群のスライダーとキレの良いストレートで三振を奪う所はやや似てきた。ただし高校生が手が出ないレベルまでの変化球まではない。それでも制球力や総合力で高校1年から甲子園で投げている経験十分のマウンドさばきで、勝てる先発投手として成長をしている。

2019年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
2019年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

プロ注目の桐蔭学園(神奈川)・森敬斗遊撃手(3年)が、興南(沖縄)との練習試合で今秋ドラフト候補の最速149キロ左腕・宮城大弥投手(3年)と対決。プロ9球団26人のスカウトが熱視線を送った。

興南宮城148キロ、スカウト絶賛 スポーツ報知紙面 2019/6/1

 

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