北海道日本ハムの佐々木投手1位指名を受けて他球団も反応、MLBは撤退へ

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北海道日本ハムが大船渡高・佐々木朗希投手の1位指名を公表したことに、東北楽天の石井GMが反応した。この日は10球団18人のスカウトが視察をしたがMLBは1球団のみだった。

佐々木投手の内容

この日は佐久長聖高校との練習試合で先発をした佐々木朗希投手、149球を投げて9回4失点で完投した。2回に連打で3失点、5回にも味方の連続エラーで1点を失った。球速を140キロ程度に抑え、スライダー、カーブなどを多投し、100キロのスローカーブも投げたが、3回には連続で四球を与えると、153キロのストレートを投げ、13三振を奪った。また、けん制で2つ刺すなど総合力の高さも見せていた。

この投球を視察した福岡ソフトバンクの作山スカウトは「今日の投球で打たれた、抑えたとかは参考にならない。少し力を入れて投げれば、直球にスライダーも打たれないでしょう」と話すと、中日・八木スカウトも「どれくらい変化球の精度が上がってくるのか本当に楽しみです」と話した。

また幹部クラスでは埼玉西武の渡辺GMが「スケールが大きくてポテンシャルの高さを感じる。速いだけじゃなく変化球も使いこなしている。フィールディングやけん制にも優れた部分があると思う。現時点で直すところがない。20キロ近く球速を抑えて投げる事は難しい。力を入れるようになれば変化球のキレも変わる。」と評価すると、千葉ロッテ・永野チーフスカウトも「完成度が高い。力を抜いて抑えても、体幹がぶれない。フォームがしっかりしている。コントロールも変化球の軌道もいい」と話した。

石井GMが反応

そしてこの日視察した北海道日本ハムの吉村GMが、佐々木投手の1位指名を公表したことを東北楽天の石井GMが聞くと、「早いですね。」と反応し、地元・東北の超逸材については「これから検討していくが、限られた指名候補の中で間違いなくトップ5に入ると思う」と評価した。

また、この日はMLBはフィリーズの大慈弥環太平洋担当部長のみの視察となった。これまで、大船渡高校の練習試合には複数球団のスカウトがいたが、MLBでは海外の若手選手を自由獲得選手とするためには、5月中旬までにMLBへ申請が必要で、佐々木投手が国内のプロ入りを表明していることから、この日までにMLB各球団は今年の佐々木投手の獲得を断念した模様だ。

2019年ドラフト指名予想

日本ハムが大船渡・佐々木をドラフト1位指名することを受けて楽天・石井GM「早いですね。これから検討していくが、限られた指名候補の中で間違いなくトップ5に入ると思う」

日本ハムだけではなく、幹部クラスの評価も上々だ。初視察の西武・渡辺GMは「スケールが大きい。速いだけじゃなく変化球も使いこなしている。投手としてのポテンシャルの高さを感じるし、現時点で直すところがない」と絶賛。ロッテ・永野チーフスカウトも「完成度が高い。力加減していてもフォームがブレない。コントロールも変化球の軌道もいい」と評価した。

巨人など日米10球団18人が集結し、視察した日本ハム・吉村GMは「間違いなく(ドラフト)1位で指名します。評価としては圧倒的」と12球団最速で意思表明した。中日・八木スカウトは「感性がすごい。自分が思ったことをすぐに表現できる」と評価。ドラフトの目玉であることは揺らがない。

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