横浜・及川雅貴投手が9回途中2失点、144キロ止まりも西武・阪神など3球団スカウトは高い評価

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横浜高校の153キロ左腕・及川雅貴投手がこの日、江戸川区の親善試合で関東一との2試合目で先発し、8回1/3を2失点に抑えて勝利した。

フォーム改造

及川雅貴投手は昨年秋に制球を乱したことから、今年のセンバツではセットポジションからの投球を行っていた。しかし、この日はワインドアップで力強く投げ、足を上げてからタメを作ってしっかりと投げるフォームにした。また、センバツ後はリリーフで登板をしていたが、この日は先発のマウンドだった。

初回に味方のエラーから失点し、3回までに4安打2四球2暴投で2失点をしていたが、4回から持ち直し、その後は無失点に抑える。結局、8回1/3を投げて7安打6奪三振4四球で2失点という内容で、まだ本調子とは言えないが、「立ち上がりにうまくいかなくて、何とかしなくちゃいけないと思い、吹っ切れた。ピッチングの波が課題だけど、強豪相手に9回途中まで投げられたのが一番の収穫」と話した。またフォームについても「リズムが合えば。上と下が連動してこないと。フォームは問題ない」と自信を持ちながら体に定着させる状況であることを話した。

この日は3球団11人のスカウトが視察し、埼玉西武のスピードガンで最速は144キロだった。しかし、西武の潮崎編成グループディレクターは「ポテンシャルが高い。最後まで追いかけていく」と話すと、阪神の吉野スカウトは「バランスはよくなっている。いろいろ試しながら、球数も投げて9回途中2失点はよかった」と評価、平田監督も「春よりは、ちょっとずつよくなってきている。でも、まだ物足りない。手放しで喜ぶこともない」と話した。

7月7日には集大成となる夏の高校野球神奈川大会が開幕する。6月中にフォームをしっかりと固め、また153キロのストレートと鋭いスライダーが見られるようになるか、期待をしながら待ちたい。

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ネット裏ではプロ3球団11人が視察。最速142キロながら、3ボールからスライダーを続けてカウントを取る姿勢も目立った。阪神・吉野スカウトは「バランスはよくなっている。いろいろ試しながら、球数も投げて9回途中2失点はよかった」と好印象を口にした。平田徹監督(36)は「春よりは、ちょっとずつよくなってきている。でも、まだ物足りない。手放しで喜ぶこともない」と背番号1のさらなる復調を願っていた。

プロ3球団が視察し、西武の潮崎哲也編成Gディレクターは「ポテンシャルが高い。最後まで追いかけていく」と評価した。

今季最長の8回1/3を投げ、7安打2失点で6-2の勝利につなげた。6三振を奪い、「リズム感を大事に投げた。フォームはもう問題ない」。プロ3球団の関係者が視察し、最速は西武のスピードガンで144キロを計測。チェンジアップも効果的だった。

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