南北海道大会の地区ブロック戦では、センバツに出場した札幌第一、強豪の北照がそれぞれ投手の好投で勝利した。
札幌第一
札幌第一はこの春にセンバツに出場をしたものの、初戦で山梨学院に24失点して大敗をし、苦い思い出となっている。
その苦い思い出を良いものに変えるべく、夏の甲子園出場を誓うが、この日の札幌東陵戦では、山梨学院戦で先発し、6安打7失点して2/3回で降板していた2年生の山田翔太投手が先発した。
山田投手は「甲子園の時よりもコントロールよく低めに投げられた」と話し、5回を投げて4安打1失点、8つの三振を奪う好投を見せると、菊池監督も「成長している。いいピッチングだった」と評価をした。試合は8-1で勝利した。
24失点の思い出を上書きできるか、札幌第一のリベンジが始まった。
北照
強豪の北照も、好スタートを切った。小樽地区の2回戦で倶知安農・蘭越・小樽明峰の合同チームと対戦すると、先発したエースの136キロ右腕・桃枝丈投手が4回8奪三振でパーフェクトピッチング、ストレート主体で序盤を抑え、終盤にはスライダーを投げて5連続三振を奪った。
167cmと小柄だがキレの良いストレートとスライダーで、強豪校のエースらしい実力のある投手。「良いスタートだと思います。次も仲間が得点するまで自分は無失点で抑えたい」と話した。
札幌大谷、駒大苫小牧など強豪ひしめく南北海道を勝ち抜くのはどこのチームか。
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センバツでは初戦となった山梨学院戦で先発も、わずか2/3回で7失点降板した2年生右腕の山田が5回4安打1失点。「甲子園の時よりもコントロールよく低めに投げられた」と24失点で大敗した屈辱を糧に成長した姿を披露した。
序盤は直球主体で押し、後半はスライダーを混ぜ5連続を含む8個の三振を奪った。「絶対打たせないと気合が入った。調子も良かった」。
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