夏の高校野球・山梨大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度B

栗田勇雅, 野村健太, 宮崎一樹, 相沢利俊, 小吹悠人, 菅野秀斗, 加藤匠, 白須汐音, 五味太陽, 大久保惠生, 桜庭輝一, 舟久保寛太, 臼倉麗斗, 近藤瑠保, 杉田大貴, 大須賀秀人, 藤井貴也, 羽鳥響, 鈴木虎我, 齊藤龍成, 関口歩夢, 木村渓人

夏の高校野球・山梨大会が7月7日に開幕する。山梨のデスパイネや好投手なども多く、地区のドラフト的注目度はB。

注目選手

昨年は山梨学院の垣越建伸投手が中日にドラフト5位で指名された。

今年もその山梨学院から、山梨のデスパイネ・野村健太選手が注目される。体の大きさや雰囲気から何となく不器用そうなイメージを受けるかもしれないが、打撃はかなり素直でシンプルという印象、体の軸が動かず、頭が全く動かず体だけが回転しているような感じで、大振りしてブレる事もなく、無駄な力が入っていなくて素直にバットが出る。外角への運び方や変化球の対応などは課題があるものの、まずはインコースをしっかりスタンドに持っていけるところを素直に評価したい。将来は宮崎敏郎選手のような感じになるかもしれない。

投手では東海大甲府の加藤匠投手が山梨NO.1と評価される。178cmの右腕で球速は143キロとまずまず、テンポよく投げて変化球を織り交ぜて打ち取っていくタイプでスタミナも十分。この春は3試合に完投しいずれも2ケタ奪三振を記録するなど、配球や自分の球を良く知り、三振を奪っている。

その他の選手

山梨学院は投手が課題だが、エースは安定感を見せる左腕の相沢利俊投手、そして190cm右腕の木村渓人投手などタイプの違う投手をそろえて打ち取っていく。打線は野村選手を軸に菅野秀斗選手から宮崎一樹選手、2年生の小吹悠人選手、栗田勇雅選手などと力のある打者が並ぶ。

東海大甲府は加藤投手をリードする関口歩夢捕手が強肩があり、春に2本塁打のパンチ力がある。他にも川口航弥選手、齊藤龍成選手、日塔孝太選手などがチャンスを作り、鈴木虎我選手などが還す。鈴木選手は投げても143キロの速球を投げる。

駿台甲府も選手層が厚く、3年生の右の羽鳥響投手と2年生の左の藤井貴也投手が130キロ中盤を記録し、大須賀秀人投手も重い球でバットを押し込む。昨年からレギュラーの杉田大貴選手は山梨屈指のバッターで、昨年秋は3本塁打を打った。セカンドの守備と走塁も魅力のセンスを見せる選手。

投手では都留興譲館の白須汐音投手が評価が高い。171cm65kgと体は大きくないが、140キロの球はキレが十分で、被安打数が少なく、三振は2桁近くを奪える。日本航空にはまだ実績は少ないが140キロの投げる青山司投手、明石達也投手、横井温野投手がいる。競い合って伸びているが、誰かがエースとして一本立ちをしたい。横井選手は春に2本塁打の長打力も見せた。甲府工の近藤瑠保投手は3年に139キロを記録し順調に伸びている。帝京三の臼倉麗斗投手、吉田の舟久保寛太投手も140キロの速球を投げる。塩山の桜庭輝一投手もマウンドでの迫力がグラウンド全体に伝わる投手。

打者では帝京三の大久保惠生選手が、180cm85kgの体がある左の大砲で、高校通算20本、飛距離のあるホームランを打つ。甲府工の五味太陽選手は、パワーのある体で横浜高校の及川投手からレフトオーバーの3ベースヒットを打つなど速球にも負けない。

優勝予想

昨年夏は山梨学院、秋は東海大甲府が優勝し山梨学院が準優勝、春は山梨学院が王者に返り咲き、駿台甲府が準優勝、東海大甲府と甲府商がベスト4。やはり山梨学院が中心となる。

打線の良い山梨学院は投手が課題、投手の良い東海大甲府は打線が課題とスキもあり、駿台甲府がそれを追い抜けるか。好選手のいる帝京三、甲府工業なども軸がしっかりと働くことができれば、チャンスは小さくない。

2019年度以降-高校生-山梨県のドラフト候補リスト


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