創志学園・西純矢投手が7回10K、日米13球団が視察し巨人・阪神は6人態勢

創志学園, 西純矢

高校生投手四天王の先頭を切って、創志学園・西純矢投手が夏初陣を飾った。調子は良くなかったようだが150キロを記録し、7回で10の三振を奪った。

調子は良くなった

この日は2回に3四球を与えて2アウト満塁から押し出しの四球を与えて先取点を許した、創志学園・西純矢投手、その語も1失点をして昨年の悪い時のような投球を見せていた。雨でゆるくなったマウンドにも苦しんだ。

しかしそこから立ち直る。「体が突っ込んでいたので右足に重心を残すことを意識した」と話してフォームを変えると、2回最後の打者を三振に斬って取った。そして3回以降は四死球は1つのみ、最速は150キロを記録し7回まで10個の三振を奪った。7回を投げて5安打10奪三振2失点、「さっぱり。最悪ですね。今年で一番帽子が脱げたし、一番悪かった」と話したものの、チームは7回コールド10-2で勝利した。

巨人、阪神は6人態勢

この日は日米13球団、30人以上のスカウトが視察した。巨人と阪神は6人態勢で視察している。

◎巨人・渡辺スカウト:「足場が悪くてかわいそうだったけど、ランナーが出てからしっかりコースに決まっていた。ものがいいのは分かっているから。スライダーなど変化球の精度が高い。出てくるのが早いんじゃないか。チームの軸になれる」

◎阪神・和田テクニカルアドバイザー:「立ち上がり苦しんでいたけど、修正力が備わっている。去年の春よりフォームがおとなしくなったけど安定感が増した。」

◎阪神・山本スカウト:「雨の中、うちのスピードガンでは148キロを計測しました。点を取ってもらってからコースに決まっていた。修正能力を見せてくれた。1ついい勉強になったと思う。1位クラスの評価は変わらない。」

◎中日・米村チーフスカウト:「切り替えができるようになった。勝つことを優先して精神的に成長した。10点取られたとしても、評価は変わらない。秋の時点で少し評価は低かったかもしれないけど、一番成長したと思う。」

◎広島・白武スカウト部長:「初戦の力みもあったと思う。ボール自体も投げ方も悪くない。評価は変わらんし、ドラ1ですよ」

◎千葉ロッテ・永野チーフスカウト:「戦う姿勢があるのが特徴。スピードは1年間平均して出ている。素材としてはすばらしい」

◎横浜DeNA・安部スカウト:「1位候補。馬力が高校生としてはすごい。こちらが思ている以上に伸びるんじゃないか」

不調だったもののまずは初戦を突破し、これから調子を上げていくだろう。西投手の場合は既に評価は定まっており、ドラフト1位で消えることは確実とみられる。各球団とも、ドラフト1位指名の候補の順序付けを最終確定させるため、首脳陣も含めた複数人で視察をしているが、佐々木投手・奥川投手がいてその次という感じも変わることはなさそうだ。

2019年度-特Aランクのドラフト候補リスト
2019年度-高校生-岡山県のドラフト候補リスト
夏の高校野球・ 岡山大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度B

日米13球団 この日は日米13球団、30人以上のスカウトが熱視線を送った。日本ハムのスピードガンでは、自己最速まで2キロに迫る151キロを計測した。6人態勢の巨人・渡辺スカウトは「スライダーなど変化球の精度が高い。(1軍に)出てくるのが早いんじゃないか。チームの軸になれる」と、即戦力級と評価した。

中日米村チーフスカウト 切り替えができるようになった。勝つことを優先して精神的に成長した。10点取られたとしても、評価は変わらない。(BIG4の中で)秋の時点で少し評価は低かったかもしれないけど、一番成長したと思う。

プロ12球団のスカウトが集結した中、阪神は畑山統括スカウトら6人態勢で視察した。西を担当する阪神・山本スカウトは「1位候補というのは変わらない」と絶賛。序盤に力みから制球を乱しながらも立て直したところに成長を感じ、「今日はいい勉強になったのでは。精神的に成長したなと思います」と評価した。

二回に苦しんだ。1死からの四球と、2死一塁から3連続四球による押し出しと適時打で2失点。昨秋の中国大会準決勝・広陵戦では自身の失策などで七回に一挙6失点。その時の自分なら崩れていたかもしれない展開で、耐えてそこからゼロを並べ続けた。プロのスカウトのスピードガンでは150キロも記録した。

三回以降は1四球だけで直球の最速は148キロを計測。6人態勢で視察した阪神の和田テクニカルアドバイザーは「崩れなかった修正力だよね。去年の夏より安定感がある」と高く評価した。

広島の白武佳久スカウト部長は「初戦の力みもあったと思う。ボール自体も投げ方も悪くない。評価は変わらんし、ドラ1ですよ」と話した。


PAGE TOP