東邦が敗退、11球団視察の石川昂弥選手はプロへ「行きたいと思っています」

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東邦が愛知大会2回戦で敗退、プロ注目の石川昂弥選手の春夏連覇の夢は消えた。試合後、進路について、プロに「行きたいというふうに思っています」と話し、プロ志望を表明した。

プロ志望

石川昂弥選手はこの日、公式戦ではセンバツの決勝以来となるマウンドに上がった。しかし、3-2とリードした4回に4失点、7回には相手エースの石黒佑弥選手に3ランホームランを浴び、7回を投げて13安打9失点という、センバツでは見られなかった乱調だった。

8回にはマウンドを背番号1の植田結喜投手に譲りサードに入ったが、1アウト満塁の場面でサードゴロが飛び、石川選手が捕球して併殺を選択したが、セカンドにカバーの選手が入っておらず、慌てて本塁を見たものの間にあわずにファーストへ送球した。三塁ランナーがホームインしコールドが成立した。「三遊間の方だったらゲッツーとなっていた」と話すがチームの連携が最後に乱れた。

投球について石川選手は「3本塁打も打たれてしまったので本当にそれが悔しい。中心打者、いい打者に甘いコースを打たれた。もっと丁寧に投げていればこんな試合にはなっていなかった。」と話したものの、「真ん中に入ってしまった。丁寧にいこうとしすぎたというのはある。いい打者に対して、逃げようとして変化球が多くなった。もっと強気に押していけばよかった」と、あまりの内容にやや混乱もしているようだった。

打撃でも第1打席でセンター前ヒットを打ったものの、その後はレフトフライ、センターフライ、サードゴロに打ち取られ4打数1安打で不発に終わった。「ピッチャーをやっていたから打てなかったということはない。とにかく悔しいというか、勝てた試合だと思うので、そういうのが一番、本当に悔しいです」と話した。

試合後に石川選手は今後の目標について、「日本代表にも入りたいので、気を抜くことなくやっていきたい」と話し、U18代表入りを想定して練習を続けていくと話した。また将来についてプロ入りの意思があるか聞かれると、「行きたいというふうに思っています」と話した。

この日は中日が4人態勢で視察し、他にもオリックスなど11球団のスカウトが視察した。オリックス・古屋編成部副部長は「上位の評価は変わらない」と評価した。ドラフト会議では地元中日が2位までには指名するとみられ、ここまでに他球団が指名をしてくるかどうかという状況になりそうだ。

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地元の中日など11球団が視察する前で自慢の打撃でも4打数1安打と不発。「ピッチャーをやっていたから打てなかったということはない。日本代表(U18)にも入りたいので、気を抜くことなくやっていきたい」と気丈に前を向いた。最後まで涙を流すことなく「行きたいというふうに思っています」と改めてプロ志望も表明した。

来年3月に定年で退く森田泰弘監督(60)の最後の夏を飾れず。石川は「相手が向かってくる中で今までにない難しさがあった」。進路を「プロ」と改めて明言。オリックス・古屋編成部副部長は「上位の評価は変わらない」と語った。


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