大船渡・佐々木朗希投手が6回ノーヒットノーラン、155キロ記録し13奪三振

佐々木朗希, 大船渡高

大船渡の佐々木朗希投手は7月18日、盛岡大会3回戦の一戸戦で6回を投げ、ノーヒットノーラン、13奪三振1四球、最速155キロを記録した。視察したスカウトのコメントはこちら

少しギアを上げた

2回戦で2イニングを投げてパーフェクトに抑え、147キロを記録していた佐々木朗希投手は、この日も3回戦も先発をすると、「少しギアを上げた」という投球を見せた。

初回から150キロを連発すると、打者3人をすべて150キロ超のストレートで空振り三振を奪う。2回には先頭打者を151キロで空振り三振、2人目をファーストフライに打ち取ると、3人目に155キロのストレートで空振り三振を奪った。その後も3回に2つ、4回に2つ、5回に2つ三振を奪い、6回にやや球速が落ちたものの2つの三振を奪った。

試合は6回でコールド成立、6回を投げてノーヒット13奪三振1四球、最速は155キロだった。

中盤からは変化球を織り交ぜたものの、序盤はほぼストレート。バッターもそのストレートを狙ったが振っても当たらなかった。佐々木投手は「必要な場面で必要なボールを投げました。ストレートで空振りを取れていたので良かった」と話した。

それでも1つの四球を与えた事について、「ヒットは打たれなかったけど四球を出してしまった。そこはなくしたい」と話し、強いチームは四球から得点につながる、とスキを作らない投球を目指すと話した。

春の作新学院戦で157キロを記録していたが、その時はまだ寒く、6,7割と話す力の入れようだった。おそらくこの日のピッチングを見ても7割くらいといったところに見える。高校野球の間にMAXの力を見せるかどうかはわからないが、8月におそらく召集されることになるU18代表と、大学代表の壮行試合でそれに近いものが見られるかもしれない。

過去の投手とは比較ができないのであまりやりたくないが、おそらく、佐々木投手を見たレジェンド達も、佐々木投手の投球をみれば納得するのではないかと思う。しかもまだ能力が計り知れない。1996年からドラフト会議ホームページを開いているが、史上最高の投手だろう。

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圧巻の93球。佐々木は淡々と振り返るだけだったが、スコアボードに「H」のランプをつかせなかった。先頭打者から4者連続三振に始まり、毎回の13奪三振。許した走者が4回1死からの四球だけなら、前に飛んだアウトは全て変化球で、それも外野までは飛ばなかった。半分以上の55球を投じた直球は、4回1死からの33球目がやっとファウルとなり、バットに当てられたのはファウルになった8球だけだった。

スコアボードに掲示された「155」の表示に超満員の花巻球場がどよめいた。二回2死。佐々木が、一戸の6番打者へ投じた4球目がうなりを上げて、ミットに収まった。外角低めの直球で空振り三振を奪った一球が、この夏最速の155キロを計測した。

 「コントロールはずっと意識していることなので変わらず、少し球速というかギアを上げました」


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