1年生・森木大智投手を東北楽天スカウトが視察

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高知大会は決勝が行われ、明徳義塾が高知高を下して甲子園出場を決めた。高知は注目の150キロ右腕・森木大智投手が準決勝に続き登板をした。

攻略される

森木大智投手は前日の準決勝・高知商戦でもリリーフで登板し4回無失点の好投をしている。そしてこの日の決勝でも、先発の安岡拳児投手が初回に1点を失うと、3回に早くも森木投手がリリーフ登板をした。

しかし、百戦錬磨の明徳は、ヒットと四球で1アウト1,2塁の場面を作り、4番・安田陸選手がタイムリーヒットで1点、さらにスクイズでもう1点を奪い、森木投手の立ち上がりを攻めた。馬淵監督は「最初の夏から準決勝、決勝の連投は難しい。3年生でも難しいのに。想像以上にプレッシャーがかかって暑さもあったし、かわいそうやわね」と1年生投手の心境を見抜いての攻略だった。

5回にもタイムリーヒットで1点を失った森木投手は、6回以降は立ち直り無失点のまま9回までを投げた。試合は1-4で敗れ、1年生での甲子園出場はならなかったが、7回6安打3失点、6回には高校1号となるホームランを放ち一矢を報いた。

この日は東北楽天の山下スカウトが視察に訪れたが「この時期に1年生を見に来ることはないけれど、一度見て見たかった。」と話し、異例の視察だったことを明かし、「伸びしろは十分で2年後が楽しみ」と話した。

この夏は3年生からもらったプレゼントと話した森木投手、高校野球の厳しさを知り、いよいよ秋から本格的な背番号1の伝説が始まる。

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森木1発も7回3失点 スポーツ報知紙面 2019/7/29

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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