津田学園・前佑囲斗投手が11K1失点完投、巨人・日本ハム・阪神など評価

津田学園, 前佑囲斗

津田学園の152キロ右腕・前佑囲斗投手が、160球を投げ、甲子園初勝利を挙げた。巨人・北海道日本ハム・阪神のスカウトが評価をしている。

145キロ

センバツでは、龍谷大平安戦で140キロを超すストレートに変化球を織り交ぜ、延長11回170球を投げて好投を見せたものの、0-2で敗れている前佑囲斗投手、「体力が無くて点を取られた」と反省をしていた。それから走り込みなどで下半身を中心に体力の強化を行って臨んだこの夏、三重大会では152キロを記録し、再び甲子園のマウンドに立った。

前投手は課題の立ち上がりを0点で切り抜けると、徐々に球威も増し、9回にこの日最速の145キロを記録する。試合後に「序盤はコントロールが悪く、無駄な球が多かった。40点」と反省をしたものの、「中盤から下半身を使えるようになった。点を取られた後も切り替えがしっかりできたので、そこはよかったかな」と話し、9回で160球を投げ、7安打11奪三振1失点の投球を見せた。

スカウト評価

この日の投球に北海道日本ハムの大堀スカウト部長は、「スピード以上にベースの上で球の勢いがある」と話すと、阪神の熊野スカウトも「ゲームの流れを支配できて、投手としてのセンスがある」と評価、さらに「春に比べて体が大きくなり、キレも良くなった」と春からの成長を確認した。巨人・長谷川スカウト部長も「力を入れてもボールが暴れない」と、こちらも成長した点について評価をした。

U18代表候補でもある前投手、選ばれることになれば、奥川投手、佐々木投手について3番目の先発として考えられる可能性がある。課題の立ち上がりをしっかりと抑えられるかが鍵となりそうで、次戦の履正社戦でそれが試されそうだ。

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終盤に球威が衰えた反省からウエートトレニーングの量を増やし、下半身や手首を強化した。「センバツで悔しい思いをしたので、勝てて良かったです」。この日の最速は145キロながら、視察した阪神・熊野スカウトは「春に比べて体が大きくなり、キレも良くなった」と評価した。

巨人・長谷川スカウト部長は「力を入れてもボールが暴れない」と評価した。

センバツの悔しさが進化の原動力となった。龍谷大平安との初戦で延長11回を170球完投も0―2敗戦。「体力がなくて点を取られた」と走り込みやスクワットの量を増やした。制球難の序盤を切り抜け、ピンチでギアを上げた。「全力は2、3球」。9回にこの日最速145キロを出すなど球威は衰えなかった。佐川竜朗監督は「悪いなりに試合をつくれるようになったのが成長した点」と称えた。


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