高校生プロ志望届、初日から楽しみな選手が掲載

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高校生のプロ志望届は1日目に18人が掲載された。丹生の玉村昇悟投手、駿河総合の紅林弘太郎選手などプロが大いに注目する、ワクワクするような選手がプロ志望届を提出した。

プロ志望へ、紅林選手

紅林弘太郎選手は186cmの大型遊撃手で、昨年に大きな体からのショートのプレーと、力強いスイングからの長打力が注目され、今年初めには複数球団が注目する選手と話題となった。そしてU18代表1次候補合宿にも参加すると、奥川恭伸投手からレフト線に痛烈な2ベースヒットを打って見せた。

そして甲子園出場をかけた最後の夏の静岡大会、紅林選手にはホームランは1本も出なかった。しかし、3番ショートとして打席では四球を選び、ショートでも安定したプレーを見せてチームは決勝に進出した。決勝ではチャンスで打席を迎えたものの、4打数ノーヒットに終わり、快進撃は個々で止まった。

試合後に紅林選手は、「社会人も踏まえて、もう1度両親、監督と話したい」と話し、社会人入りも示唆した。しかし、夏の甲子園、そして選考漏れとなったU18の代表選手が壮行試合で戦っているのをみて、同じ舞台に上がりたいと思った。9月2日にプロ志望届を提出した。

同じ静岡からは浜松工の塩崎栄多選手もプロ志望届を提出した。182cmの外野手で広角に鋭い打球を放ち、右の紅林、左の塩崎と呼ばれる。また知徳の栗田和斗投手も187cm90kgの体から147キロの速球を投げ、12球団のスカウトが視察を終えている。

好投手続々

他にも投手の好素材が多い。東海大札幌の小林珠維投手は183cm86kgの体から150キロの速球を投げ、4月のU18代表候補合宿にも参加した。夏の決勝では準々決勝で7回4安打完封、準決勝でチームが国際情報高校に敗れたが、勝っていれば決勝でも甲子園でも快投が見られたかもしれない。

丹生の玉村昇悟選手はゆったりとしたフォームから、グッと伸びてくるストレートを投げ、最速は147キロを記録する。まだ素材型だと思うがこの夏は福井工大福井を完封し、チームを福井大会決勝に導いた。

岐阜各務野の藤田凌投手は187cmの長身から147キロの快速球を投げる。また指にかかる球は2球に1球くらいだが、指にかかった球は佐々木朗希投手クラスの威力を感じさせる。スカウトがどの程度注目しているのかは分からないが、いずれプロ野球でアッと言わせる球を投げているだろう。

大阪偕星は2人の速球派がプロ志望、坪井悠太投手は178cm85kgの体から最速145キロの速球を投げ、大阪屈指の右腕と注目されたものの、今夏は先発で2試合に登板したものの不安定な投球だった。3番バッターとしても出場し強い打球を放つ。外野手として評価されているかもしれない。福田慈己投手は体はそれほど大きくないが最速147キロの球を投げ、リリーフとして登板をしていた。

土浦三の濱崎鉄平投手は180cmから144キロの速球を投げ、この夏は2回戦で霞ヶ浦と対戦、プロ注目の鈴木寛人投手が登板した試合でプロのスカウトが大勢見守る中、9回11安打も3失点と好投を見せた。

希望が丘の藤岡陸選手は、高校通算31本塁打を放つ右のスラッガーで、186cm80kgの大きな体もある。遠投100mの肩があり投手としても135キロを記録する強肩の持ち主で、体のパワーが大きい選手。

初日から楽しみな選手が掲載され、これから10月まで、ワクワクが続く。

2019年高校生プロ志望届提出選手一覧

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