侍ジャパンU18、今日はカナダ戦、明日韓国戦

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U18ワールドカップは、スーパーラウンドのチームが出そろった。侍ジャパンは今日カナダ戦、明日は韓国と対戦する。

オーストラリアが勝ち上がり

グループAからは既に勝ち上がりを決めていた韓国の他に、オーストラリアがカナダに勝利して、オーストラリア、カナダが共にスーパーラウンド進出を決めた。スーパーラウンドの成績は、オーストラリアが韓国、カナダに勝っているため2勝からスタート、韓国は1勝1敗、カナダは2敗からのスタートとなる。

グループBではアメリカが順当に勝利し、共に3勝1敗ながら日本が1位突破、2位が台湾、3位がアメリカとなってスーパーラウンドに入る。そして今日はアメリカvsオーストラリア、台湾vs韓国、日本vsカナダで初戦を迎える。

落とせないカナダ戦

初戦から難しい相手となる。カナダは韓国、オーストラリアに2敗をしているとはいえ、それぞれ5点、6点を奪っており接戦をなっている。そしてもう1つの強豪・オランダに11-0で勝利している。

また、前回2017年大会では侍ジャパンは3位決定戦ではカナダに勝利したものの、スーパーラウンドでは敗れている。アメリカ同様にチームの盛り上がりが激しいチームで、勢いに乗せるとアメリカクラスの力を見せる。

また侍ジャパンは明日は韓国、明後日はオーストラリアと対戦するが、韓国は2年生のジャン・ジェユン投手が155キロの速球を投げるなどメジャーからも注目されており、侍ジャパンの島田分析担当コーチも「いい投手がそろっている。雨がずっと降りそうなので、ミスをどれだけなくせるか」と分析する。

オーストラリアは2勝をしており、韓国戦では先発のウェイト投手が6回4安打無失点の好投を見せ、この投手がどこで投げてくるか。満を持してこの日のアメリカ戦にぶつけるとみられる。ただしオーストラリアはニカラグア、オランダに敗れるなど脆さもあるチームでもある。

投手起用は

スポーツ紙では今日のカナダ戦に佐々木朗希投手先発と予想する所もあるが、当初は佐々木投手はリリーフが望ましいと思っていた。しかし、飯塚投手が安定していること、また現地の天候が不安定で、1次ラウンドでも2試合が降雨コールドとなっており、先制点が命取りになる可能性もあるため、最初から良い投手を投げさせる方針に変わったと思う。

6日の韓国戦はかなりのアウエーになるとみられ、大舞台になれた奥川投手に任せたい所、そうなると、決勝の見据えると今日のカナダ戦に佐々木投手を先発させる可能性が高い。ただし、今日佐々木投手が先発をして49球以上投げれば明日の韓国戦には登板できない。また、奥川投手が登板からかなり遠ざかっている事も気がかりで、今日のカナダ戦は、佐々木投手が先発も49球以内、また奥川投手も1イニングくらいの登板があるかもしれない。

奥川投手、佐々木投手の二人が登板した時、良い投手の後に出てくるリリーフは大きな負担となってくる。宮城投手、林投手などを挟んで、飯塚投手に繋げたい。状況によっては登板が増えているものの西投手の投入も考えられる。

日付 勝敗 内容 先発・先発予想(球数)
  30日 〇4-2 グループリーグ 対スペイン 池田(62)、(29)、飯塚(10) ※池田投手中1日
  31日   グループリーグ 対南アフリカ 浅田(54)、(16) ※浅田投手は中1日
9月 1日   グループリーグ 対アメリカ (45)、西(44)、(32)、飯塚(44)、宮城(14)
   2日   グループリーグ 対台湾 宮城(90)、西(2)
   3日   グループリーグ 対パナマ 西(96)
   4日   空き  
   5日   スーパーR 対カナダ 佐々木朗希(49球以内)
   6日   スーパーR 対韓国 奥川恭伸(104球以内)
   7日   スーパーR 対オーストラリア 西純矢
   8日   決勝・3位決定戦 奥川恭伸

打線は?

本当ならば、2本塁打を放っている西選手を使いたい所だが、リリーフとしても貴重な投手のため、やはりそちらを優先させたい。また良い所で2本のヒットを打っている宮城投手も起用したい所だがこちらも貴重な左投手で、ここはやや当たりが止まっている遠藤選手の復活に期待したい。ただし試合状況によって代打で宮城選手、西選手が打席に入る事になりそうだ。

3日:パナマ戦 → 5日:予想

1中 森敬斗   → 1中 森敬斗 
2遊 武岡龍世  → 2指 武岡龍世
3一 韮澤雄也  → 3一 韮澤雄也
4三 石川昂弥  → 4三 石川昂弥
5左 遠藤成   → 5左 遠藤成
6指 熊田任洋  → 6遊 熊田任洋
7右 横山陽樹  → 7右 横山陽樹 
8捕 水上桂   → 8捕 水上桂 
9二 坂下翔馬  → 9二 坂下翔馬

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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