奥川恭伸投手、星稜ユニフォームにお別れ、中日・阪神・ロッテ視察

星稜高, 奥川恭伸

国体に出場した星稜高校、エースでプロ注目の154キロ右腕・奥川恭伸投手が久々の星稜のユニフォームでプレーし、最速150キロのストレートを投げ込んだ。

プロ志望届提出

この日は木製バット対決となった星稜vs智弁和歌山の対戦には、1万人を超える観客が押し寄せ、入場制限が何度も行われるなど注目の中で始まった。

U18代表としてカナダ戦で18奪三振をして以来の公式試合での登板、そして、夏の甲子園決勝以来となる星稜のユニフォームでマウンドに立った奥川恭伸投手は、140キロ後半の速球を次々と繰り出した。しかし、木製バットの智弁和歌山打線も甲子園で延長で敗れたリベンジを果たすべく、奥川投手にヒットを浴びせてくる。3回には3安打と1死球で2点を失うと、3回2/3を投げて6安打2失点で降板した。

マウンドを降りるとき、奥川投手には観客から盛大な拍手を送られた。「感慨深いものがあった。幸せ者だなと思います」と話した奥川投手、智弁和歌山打線については。「金属よりも安打になりづらいと思うので、金属だと、もっとやられてたんだろうと思います」と話し、強さを認めた。

試合後に奥川投手は、27日にプロ志望届を提出したことを明かした。「もともとやりたいと思っている中で、そうはいっても簡単に出せるものではないという思いもあった。」と話し、結論がここまで出ずにいたが、父親より「最後に決めるのは自分だ」と話され、「今までと違ってそれが自分の仕事になるから、責任がある。これからそれなりの覚悟が必要になってくる。慎重に考えました。最後は自分の意志で挑戦したいと思って決めました」と覚悟を決め、自分の意思で決めたことを強調した。

中日は4人態勢で視察

この日は大学野球の秋季リーグ戦も行われている日曜日という事もあり、また混雑が予想される国体へは多くの球団のスカウトは視察に訪れなかった。しかし、中日、阪神、千葉ロッテのスカウトは姿を見せた。

中日は4人態勢で視察をしたが、小山スカウトが「午前5時に車で着いたけど、駐車場は満車。臨時駐車場に停車し、入場券を買うのに1時間半並んだ」と苦労をして席を確保した。その中日の松永編成部長は「ここまで全国区の人気はそうない。甲子園で勝ち、人気が出た。それも魅力」と話し、米村チーフスカウトも「試合の間隔が空いていて、ちょっとコントロールが甘かった。人気は上がっている」と話し、球場を盛り上げる奥川投手のスター性も評価に加えた。

また千葉ロッテの永野チーフスカウトは「クイック、けん制、間合いなど、ドラフト1位にふさわしい投手としてのベースが上がってきた」と投手全体としての能力がさらに成長していると評価した。

これで高校野球の公式の試合はすべて終了し、星稜高校の3年生は引退をしていく。今日にも奥川投手のプロ志望届の公示が行われ、10月17日のドラフト会議に向けて各球団との面談などを行っていく。

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 中日、阪神、ロッテのスカウトも視察。最多4人態勢の中日で席取りした小山スカウトは「午前5時に車で着いたけど、駐車場は満車。臨時駐車場に停車し、入場券を買うのに1時間半並んだ」。松永編成部長は労をねぎらい、「ここまで全国区の人気はそうない。甲子園で勝ち、人気が出た。それも魅力」と語った。

「もともと(プロで)やりたいと思っている中で、そうはいっても簡単に出せるものではないという思いもあった。そこは慎重に話をして、自分の意思で挑戦したいという思いになった」

 U18W杯を終え、韓国から帰郷後、両親、星稜・林和成監督(44)らと話し合いを重ねた。最後は父・隆さんの「最後に決めるのは自分だ」の言葉で決断。「今までと違ってそれが自分の仕事になるから、責任がある。これからそれなりの覚悟が必要になってくる」と表情を引き締めた。

この日はロッテ、阪神などが視察。中日は28日にドラフト1位候補にリストアップしている明大の森下を視察したのに続いて、松永編成部長、米村チーフスカウトが担当スカウトとともにチェック。米村チーフスカウトは「試合の間隔が空いていて、ちょっとコントロールが甘かった。(1位競合の)人気は上がっている」と話した。

「慎重に考えました。最後は自分の意志で(プロに)挑戦したいと思って決めました」

 今夏の甲子園大会ではエースとして星稜を準優勝に導き、高校日本代表として臨んだ韓国でのU18W杯でも好投。10日の帰国後に両親や学校のスタッフと話し合って決断した。近日中にプロ志望届を提出する。


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