指名なし、近江・林優樹投手は西濃運輸へ

近江高, 林優樹

ドラフト会議で名前が呼ばれなかった近江・林優樹投手、「3年後、必ずプロ野球に行けるよう頑張りたい」と話し、西濃運輸へ進む。

西濃運輸入り

近江の林優樹投手は、174cm61kgとまだ体が細いものの、しなやかな体の使い方と腕の振りで140キロ前後のストレートと、空振りを奪えるチェンジアップを武器に、2年夏の甲子園ではベスト8入りする投球を見せた。

今年は甲子園は初戦で敗退したが、U18代表に選ばれ、アメリカ戦で先発をした。韓国戦ではここぞの場面で登板をしたものの、バント処理を失敗し、そのまま降板して、歯をかみしめながらマウンドを降りていた。

林投手は甲子園終了後に社会人入りする方針で、西濃運輸へ進むという情報が伝わっていた。しかし、9月27日にプロ志望届を提出し、一転プロ入りの姿勢を示した。突然に思えたプロ志望に、プロ側からの動きがあったかもしれないと思わせたが、17日に行われたドラフト会議では指名はなかった。

林投手は「ドラフトを楽しみに待っていた。指名が無かったのは実力が足りなかったから。3年後、必ずプロ野球にいけるよう頑張りたい」と話し、ドラフト会議で続々と指名されていったU18代表のチームメイトに対し、「少し悔しい気持ちもあるが、U18W杯メンバーなどに追い付き、追い越せでしていきたい」と話した。

林投手は予定通り西濃運輸へと進み、3年後のプロ入りを目指す。今年のドラフト会議でも高校卒3年目の投手は評価が高く、河野竜生投手(JFE西日本:日本ハムドラフト1位)、浜屋将太投手(三菱日立パワーシステムズ:埼玉西武ドラフト2位)と上背の無い左腕投手も3年間で体がしっかりし、140キロ後半から150キロの球を投げ、3年間で高い評価を受けてプロ入りしている。林投手にはこの道を進んでほしい。

主なドラフト指名漏れ選手(2019)

林投手は「ドラフトを楽しみに待っていた。少し悔しい気持ちもあるが、U18W杯メンバーなどに追い付き、追い越せでしていきたい」と晴れやかに語った。今夏の甲子園を振り返った際には「周りを見た時、たくさんの人が応援してくれていて感動した。プレッシャーを乗り越えて出場できて、良かったと思った」と涙を拭った。


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