健大高崎が優勝、191cm142キロ右腕・橋本拳汰投手が完封

高校野球ドラフトニュース 2020年ドラフトニュース

秋季高校野球関東大会は、健大高崎が山梨学院を3-0で下した優勝した。公式戦初先発の191cm右腕・橋本拳汰投手が初完封勝利を挙げた。

東海のダルビッシュ

三重県の桑員ボーイズ時代に190cmから136キロを投げ、NOMOジャパンにも選ばれて東海のダルビッシュと注目された橋本拳汰投手が本格化しつつある。

191cm85kgとなった体でストレートも142キロを記録した。しかし、1年冬に右肩に胸郭出口症候群を発症し、そのため4カ月のブランクとなったことで「周りの成長に置いていかれてサボり癖がついた」と練習や野球に前向きになれない日々が続いた。

チームは今夏の群馬大会で初戦敗退をする中で、この秋も3位に終わったが、左腕の下慎之介投手などが成長をしていく中で徐々に火が付き、「下克上を果たしたかった」と群馬3位から出場した今大会、1回戦の常総学院戦では3番手で登板して5回2安打4奪三振無失点の好投で勝利に貢献すると、この日、公式戦初先発となった決勝の舞台で、強打の山梨学院を9回6安打7奪三振無失点に抑え、完封勝利を挙げた。最速は140キロだった。

上を見始めた大型右腕は、「ダルビッシュさんのような投手になりたい」と話し、ますます火が付いた。これで明治神宮大会への出場が決まり、全国の強豪を相手にどんな投球をするか。冬も火が付いたまま来年春のセンバツを迎えれば、とんでもない投手になってくるかもしれない。

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チームは今夏の群馬大会で初戦敗退し、今秋の県大会も3位に終わった。「下克上を果たしたかった」と初優勝に貢献。「ダルビッシュさんのような投手になりたい」という大型右腕は明治神宮大会、さらに当確している来春センバツでドラフト候補になる可能性を秘めている。

三重での中学時代に身長が190センチに達し、野茂英雄氏が総監督を務める選抜チーム「NOMOジャパン」に選出され“東海のダルビッシュ”とも呼ばれた。高校入学後は1年春からベンチ入りも、昨冬に肩や腕にしびれが生じる胸郭出口症候群を発症し、手術。リハビリ期間に下半身の強化に励み、球速は入学時から10キロ近く伸びた。

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