明治神宮大会では注目の明徳義塾vs星稜の試合が行われ、明徳義塾が8-5で勝利した。
鈴木選手3ラン
明徳義塾は3番に入った鈴木大照選手が3ランホームランを放つなど、星稜のエース・荻原吟哉投手に6回で10安打を浴びせて8点を奪い、一気に試合を決めた。鈴木選手は今年春の四国大会で4本の3ベースヒットを打つ活躍を見せ、この秋からは捕手で主将としてチームの柱的存在となっている。小柄だがパンチ力のある選手で、「とにかく絶対に勝とうと思っていた。チームとしても振っていけた」と笑顔を見せた。
対する星稜は奥川投手からエースを受け継いだ荻原投手が粘れず、捕手となった内山壮真選手も捕逸をするなどバッテリーがうまくかみ合わなかった。捕手としてもセンスの良さを見せている内山選手だが、林監督は「急造なので責められない。内の大黒柱なのでさらにレベルアップさせてゆきたい」と話した。
打撃では2安打を打ち、捕手をしていても打撃には影響がでないのかもしれないが、個人的にはショートとして守りの要としての活躍を期待したいところだ。また、中学時代にゴルフをしており300ヤードを飛ばしていた1年生の中田達也選手が5番を打ち、2打点の活躍を見せ、噂にたがわぬスイング力を見せていた。
松井の5敬遠以来27年ぶりの対戦が注目された両者だが、本番は来年といったような雰囲気もあり、この冬の選手の育成力勝負となっていきそうだ。
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