東海大北海道がプロ3人の大商大撃破、赤尾光祐選手がドラフト指名投手から2打点

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東海大北海道は、ドラフト会議で指名された選手のそろう大商大に2-0で勝利した。冬の大学代表候補合宿メンバーに選ばれた赤尾光祐選手が、来年からプロ野球選手になる2人の投手から2打点を挙げた。

4年生が中心

赤尾光祐選手は181cm93kgの右の3年生スラッガーで、パワフルな打撃が持ち味な選手で、来年の侍ジャパン大学代表候補に選ばれている。この日は5番ライトで出場すると、1回満塁の場面で打席に入り、東京ヤクルトがドラフト4位で指名した大西広樹投手からレフト前に先制のタイムリーヒットを放った。

また7回には1アウト1,2塁の場面で打席に入ると、中日がドラフト2位で指名した橋本侑樹投手からセンター前にタイムリーヒットを放ち、赤尾選手の2打点で2-0で大商大に勝利した。赤尾選手は「相手の方が前評判は上。下克上の気持ちで臨んだ。自分を信じ打席に立てたのが良かった」と話した。

地方の大学は4年生は多くが春のリーグ戦で退部してしまうのだが、東海大北海道はこの日先発して完封したサイドハンドの高沼拓海投手がエイジェックへ、井内駿捕手がJR北海道へ進むなど、9人が社会人野球に進むという。今大会も25人中11人が4年生で、優勝を強く意識する東海大北海道の戦いができた。

次はドラフト指名4人の慶応大

しかし次は東京六大学の慶応大と対戦する。慶応大には東北楽天ドラフト3位の津留崎大成投手、中日4位の郡司裕也捕手、ソフトバンク5位の柳町達選手、千葉ロッテ育成ドラフト2位の植田将太捕手がいる。

東海大北海道に試練は続くが、4年生の意地がぶつかる好試合となりそうだ。

明治神宮大会(2019)大学の部の出場チームと注目選手

16年神宮大会以来3年ぶりの全国舞台。最後に結果を残そうと登録25人中、4年生11人が名を連ねた。そのうち、この日先発し9回4安打完封の高沼拓海投手(旭川工)がエイジェック、井内駿捕手(苫小牧東)がJR北海道クラブ入りするなど、9人が社会人で野球を続ける。例年、春で引退する選手もいる中、主力組の最上級生が残り強化し続けてきたことも、大きな推進力となった。

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