慶応大が完勝、中日ドラフト4位・郡司裕也選手が3打点&完封リード

大学野球ドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

慶応大が東海大札幌に7回コールド9-0で完勝した。中日にドラフト4位で指名された4番捕手の郡司裕也選手が、3打点に安定したリードを見せた。

慶応の大黒柱

東北楽天にドラフト3位で指名された津留崎大成投手、福岡ソフトバンクにドラフト5位で指名された柳町達選手など、豪華な選手がいる中でも、郡司裕也選手が大黒柱だった。

初回、慶応大は柳町選手の2点タイムリーヒットで先制すると、選球眼も抜群の郡司選手が四球を選び、この回6点のビッグイニングを作った。また2回にはノーアウト2塁の場面でライト前ヒットを打った。そして3回2アウト満塁の場面では走者一掃のレフトオーバーの2ベースヒットで3打点を挙げ、3打数2安打3打点の活躍だった。「四球は欲を出さずという感じでした。追い込まれてから右方向を狙ってそういう打撃ができた。場面、相手の兼ね合いなどを考えて打とうと思って、その通りにできた」と頭脳も優秀な郡司選手らしい活躍だった。

また捕手としては、先発の高橋佑樹投手を4回2安打5奪三振無失点、2番手の1年生・増居翔太投手を2回ノーヒット5奪三振無失点、そして7回は津留崎投手がやや調子が良くなかったが1回1安打無失点に抑えるリードを見せた。「自分の目を大事にしてリードしました」と話した。

視察をした中日の米村チーフスカウトは「打てる捕手として結果を出したと思う。タイムリーは四球の後の初球という、野球の基本に忠実なことをしっかりやっていた。リードもこれは安全、これは危ないというものを明確に使い分けていた」とあらためて高評価をした。

柳町選手も3番を打ち2打数1安打2打点の活躍に「初見の投手だったがうまく反応できた」と話した。津留崎投手は2アウトから3ベースヒットに四球と暴投で2アウト2,3塁のピンチとなったが、最後は最速148キロの速球で見逃し三振を奪った。「今日は左足がつぶれてしまったので、次はそれがないようにしないと」と反省をした。

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