智弁和歌山からプロへ、細川凌平選手・小林樹斗投手が続く

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昨年のドラフト会議で黒川史陽選手(楽天2位)、東妻純平選手(横浜DeNA4位)がプロ入りした智弁和歌山から、今年も細川凌平選手、小林樹斗投手が指名される可能性がある。

スピードスター候補

細川凌平選手はチームの主将を務める。1年生から外野手として出場すると打撃と50m5.8秒のスピードあるプレーで活躍し、スーパー1年生と注目された。1年夏の甲子園から出場すると、2年春のセンバツでは1番センターとして定着してベスト8進出。夏の甲子園も2番センターとして出場し3回戦で星稜に敗れたが、明徳義塾戦では3ランホームランを放つ活躍を見せた。チームとしては6季連続の甲子園、細川選手も3季連続の甲子園出場をしている。

その細川選手の武器はスピードで、スポーツメーカーの計測会で30m走では全国1位のタイムを記録した。「スピードでトップになれなかったら並の選手」と話すが、その足はただ者ではない。今年は主将として、またセンターからショートへと転向し、内野手としてチームを引っ張る。センバツではショートのプレーが注目される。

実家は水上売店船を営んでおり、長男の細川選手はその仕事を継ぐが、「プロで40歳ぐらいまで野球ができて、終わってから頑張りたい」と話し、まずはプロ入りを目指す。

148キロ投手

小林樹斗投手は182cmの右腕投手で、昨年のセンバツで衝撃的な投球を見せて一気に注目選手となった。夏の甲子園では148キロを記録し、この冬は体重も86kgまで増えている。

昨年センバツで見せた星稜・奥川投手の投球を参考に、3球で追い込むための制球力を磨いているが、中谷監督は「小林樹が変わってきた。実戦練習を見ていると、試合感覚が出てきた」と評価した。奥川投手が昨年のセンバツでドラフト1位投手として評価を固めたように、小林投手も150キロ&制球力でドラフト1位を固めてしまいたい。

昨年は黒川選手のリーダーシップや東妻選手の強肩&リード、そしてU18代表の150キロ右腕・池田陽佑投手や抜群の守備を見せた西川晋太郎選手がいながらも全国制覇には届かなかった。しかし、その姿を見ている選手たちは、昨年の成績を乗り越えていけるはずだ。

新2年生の徳丸天晴選手などもおり、今年も智弁和歌山は優勝候補のチームとして戦う。そして昨年に続いてドラフト指名選手が複数出て、後輩へとつないでゆきたい。

智弁和歌山高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2018年の林晃汰内野手(広島3位)、昨年の黒川史陽内野手(楽天2位)、東妻純平捕手(DeNA4位)に続いて、智弁和歌山は細川主将と小林樹がドラフト候補に挙がっている。昨秋に中堅から遊撃に転向した細川は50メートル走5秒8の快足が特長。スポーツメーカー主催の30メートル走では、全国1位のタイムを記録した。「スピードでトップになれなかったら並の選手」と、自負する。

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