報徳学園で監督を務め、センバツ優勝など甲子園通算23勝を挙げている永田裕治氏が、激戦・静岡で指揮を執る。
日大三島
永田氏は報徳学園の監督を退任後、2018年、2019年とU18代表監督に就任したが、結果を出すことはできなかった。しかし、報徳学園では小園選手など多くの選手をプロ野球選手に育て、甲子園でも2002年のセンバツで優勝するなど通算23勝を挙げている。
その永田監督は報道されていた通り4月より教師として日大三島に赴任する事が報じられていたが、その4月1日付で日大三島の監督にも就任することが分かった。日大三島は野球部の強化に向けて現在新しい寮を立てており、完成後は永田監督も寮に入り選手と寝食を共にするという。
U18代表という短時間に一流の選手を集めて結果出すという事はできなかったものの。永田監督は長い間で選手を育てていくタイプの監督だと思うし、永田監督の就任によって選手も集まってくるとみられ、日大三島からもまたプロ野球選手が出てくる事になりそうだ。
静岡は現在、静岡高校、常葉橘、常葉菊川などを筆頭に、駿河総合、加藤学園などが力をつけ、東海大静岡翔洋、藤枝明誠、御殿場西、静岡商、聖隷クリストファーなども力があり、静岡大会は激戦となっている。日大三島は甲子園に春・夏それぞれ1度ずつ出場をしているが、最後に出たのは1989年の夏の甲子園、またプロ野球選手は2015年に小澤怜史投手がソフトバンクのドラフト2位で指名されているが、その後は出ていない。
激戦静岡がさらに激戦となりそうだ。
21日に静岡・駿東郡で講演した永田氏は「熱い野球をする。良い生徒を育てたい」と抱負を語った。
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