春季高校野球愛媛大会、四国大会が中止

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四国地区高校野球連盟は、4月22日に開幕する春季四国大会の中止を発表した。また愛媛県高野連は愛媛大会の中止も決定した。

早いかと思ったが

まだ1カ月以上も先の大会だが、四国地区高野連は春季大会の中止を決定した。主管を務める香川県高野連の小野裕作理事長は「開催期間を短くするなど、いろいろ模索してきた。いろいろ意見を交換してきた。早いかとも思ったが、断腸の思いで中止を決めた。」と話した。

そして都道府県大会の開催や日程は、それぞれの高野連に判断を委ねられ、愛媛県高野連は愛媛大会の中止も決定した。香川県は20日の開幕を延期することを決定したが、4月の開幕を目指して協議を続ける。高知は今日に臨時理事会で、徳島は18日に臨時理事会を行い方針を決める。

毎年、スポーツ雑誌などは春の各地区大会の事を紹介するが、まずは四国のページがゴッソリと無くなることになる。また、春の大会は冬にトレーニングを積んできた選手が、急成長した姿を見せる事が多く、夏の大会で注目される選手がリストアップされる重要な大会で、中止となるとセンバツ以上に影響は大きいと思う。

プロのスカウトにとっても春季大会の中止は大きい。各県の招待試合などの練習試合、そして夏の大会だけの評価となり、それだけで判断するのは難しい。判断がつかない場合は「大学・社会人で見て」という事になり、指名が先送りとなるケースもあるだろう。

春季大会の開催が早い九州では、夏の大会前にテレビ局などがスポンサーとなった各都道府県の大会が開催される。できれば新型コロナの影響が少なくなった時には、高校生のためにも四国でもそのような大会を開いてほしい。高校生の将来のためにも、大人たちの努力が必要となる。

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新型コロナウイルス感染拡大防止で学校が休校、練習を行っていないチームも多く、各県の春季大会が当初の予定通りに行われないことを考慮した。主管を務める香川県高野連の小野裕作理事長は「開催期間を短くするなど、いろいろ模索してきた。いろいろ意見を交換してきた。早いかとも思ったが、断腸の思いで中止を決めた。四国大会の中止は戦後初」と話した。

一方で、四国大会の日程を考慮せずにそれぞれ県大会の日程を調整できることとなり、開催の判断は各県の高野連に任せるとした。そんな中で愛媛はいち早く中止を決定。理由は会場確保や日程調整が難しい点だ。また、県立校は県の方針で当初予定されていた今月21日の開幕直前まで部活動休止の措置が取られていることから、練習不足などによる選手の安全面に不安がある点も挙げた。

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