静岡商の148キロ左腕・高田琢登投手が9回1失点完投勝利、2ケタ奪三振を記録した。
三振はたくさん取りたい
高田投手はこの日、最速は142キロと出力を抑えながらも、伸びのあるストレートと鋭く曲がる変化球を制球良く投げ、強打の御殿場西打線に制球力で応じた。
球速はあまり出ていなかったが、「コースにしっかり投げて、打ち損じさせることができた。勝利にこだわって、先発投手として投げられた」と狙い通りの投球だったという。6回に1点を失ったものの、6回までに毎回の10三振を奪い、それが全て空振りによるものだった。「三振はたくさん取りたいので、イニング数より多く取れたのはうれしい」と話す。
この日は8球団のスカウトが訪れ、ほとんどがスカウト部長クラスが視察に訪れた。
横浜DeNA・吉田チーム統括本部顧問兼球団代表補佐:「完成されたようなピッチャー。投球がうまい。和田のよう」
東京ヤクルト・小川GM:「腕が振れていて安定感もある。切れが良くて、いろいろな変化球を投げ分けられる。器用な投手という印象」
と話し、実戦的な投手としての評価を得た。
今日は沼津東との試合があるが、「しっかりケアして次に向かいたい」と話した。

スタンドには各球団のスカウト部長級がズラリと並んだ。DeNAの吉田チーム統括本部顧問兼球団代表補佐は「完成されたようなピッチャー。投球がうまい。(ソフトバンクの)和田のよう」と高評価。ヤクルト・小川ゼネラルマネジャーも「切れが良くて、いろいろな変化球を投げ分けられる。器用な投手という印象」とうなずいた。
打線の援護も受け、プロ8球団のスカウトが熱視線を送る中での好投。ヤクルトの小川淳司ゼネラルマネジャーは「腕が振れていて安定感もある」と評した。24日は沼津東と対戦。高田は「しっかりケアして次に向かいたい」と意気込んだ。
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