東洋大姫路は竜野北に6-8で敗れ、初戦で姿を消した。プロ注目の145キロ右腕・柿本晟弥投手は5回から登板をした。
巨人スカウト「将来性ある」
181cmの本格派右腕で、最速145キロを記録する柿本晟弥投手は、昨年から注目をされていた。
この日は5回からリリーフ登板をし、6回に1点を失ったものの7回から9回までは得意のスライダーを軸に抑え、「感覚は悪くなかったです」と話した。
タイブレークとなった延長10回も1アウト2,3塁とされてから2者連続三振を奪う気迫の投球を見せたが味方も得点をできず、11回に2点タイムリーを浴びた。結局7回6安打6奪三振3失点、初戦での敗退に「もっと長く野球をしたかった。でも3年間で成長できた」と話した。
この日は巨人の岸スカウトが視察し「真っすぐ、スライダーのキレが特にいい。将来性がある」と評価した。
柿本投手は東洋大に進学する予定で、先輩の甲斐野投手のように大学で本格的に開花したい。

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東洋大に進学予定だが、視察した巨人・岸敬祐スカウトからは「真っすぐ、スライダーの切れが特にいい。将来性がある」と評価された。
無死一、二塁の状況から始まる延長タイブレーク。10回に犠打を許して、1死ニ、三塁とされたが、その後はスライダーで2者連続三振。「(10回を抑えた時に)勝ったと思いました」。しかし、打線は10回の攻撃で無得点に終わり、11回に竜野北の1番井上快外野手(3年)に甘く入った直球を痛打されて2点を献上。そのままチームは敗れ、柿本の高校最後の夏は7回6安打6三振3失点で終わりを告げた。
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