八王子実践の146キロ右腕・後藤結人投手は143キロで早稲田実から5者連続奪三振

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西東京大会では早稲田実vs八王子実践の試合が行われ、初戦で特大のホームランを放った清宮福太郎選手と、八王子実践の146キロ右腕・後藤結人投手が対戦した。

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ぬかるんだマウンドで

この日は雨が降り続く中での試合となった。後藤結人投手は初回から140キロ台のストレートを連発し、最速143キロを記録する。しかし、2番・梅村大和選手選手にヒットを許しセカンドまで進められると、3番・宇野竜一朗選手の打席でワンバウンドの球が暴投となり、セカンドから梅村選手が一気にホームインした。

その後、3回にはようやくマウンドの感覚をつかんだのか、2アウトから三振を奪うと、4回は三者三振など5回まで5者連続奪三振、7回まで8つの三振を奪った。ストレートは7回でも141キロを記録し、スプリット気味に沈む125キロから130キロのツーシームが有効だった。

それでも、マウンドの状況を気にし、またマメができやすい体質だそうで、濡れたボールを切る事で指先の状況も気にしていた。注意力がやや散漫になると野手にもリズムが伝わり、ミスなどで失点をした。7回を投げて5安打5失点、「マウンドなどを気にしてしまった。反省点です」と話した。

それでも、前日の試合で八王子高校から5本のホームランを放っている早稲田実打線を5安打に封じた。マウンドのコンディションが良ければ、もっと良い球を投げられていたと思う。前日の試合を分析し「インコースを強く振りぬいてホームランを打っていたので、外中心で攻めた」と話した。制球も良く、ストレート、スライダー、ツーシームをアウトローにしっかりと配球していた。

この日は東京ヤクルトの山本スカウトが視察をしたが、「手足が長く、体をうまく使えている」と評価をしている。

試合後に後藤投手は、「野球で進学するか、勉強で進学するか考えています」と話し、進学をする方針を話した。性格的に非常に優しそうな面を持つ後藤投手、今後も是非野球を続けて、そして自分の殻を破ってほしい。それだけの素質と可能性があると思う。

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ネット裏ではヤクルト山本スカウトが視察。「手足が長く、体をうまく使えている」。スピードガンで141キロをマークした。後藤は進路について「ゆっくり考えます」と話した。

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