智弁和歌山・小林樹斗投手が151キロ、9球団のスカウト幹部が評価

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智弁和歌山の小林樹斗投手が、甲子園交流戦の最終日に登板し、151キロで大会を締めくくった。

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3回2安打無失点

小林投手は7点を追う6回に登板をすると、3イニングを投げて2安打3奪三振無失点、最速151キロの力のある球を投げ込んだ。8回にも相手の4番に対し、150キロのストレートで入り、追い込んでから151キロのストレートで空振り三振を奪った。

2年春のセンバツで衝撃的なストレートを記録し、ストレートの空振り三振は小林投手の代名詞だ。しかし、あれから1年半が過ぎて成長し、真っすぐだけでなく、フォークも織り交ぜて幅の広がった投球を見せた。中谷監督は「よく抑えた。以前はスピードを気にしていたけど、今は0で抑えることに徹している」と話す。

スカウト評価

小林投手の投球に多くの球団のスカウトが評価している。

中日・米村チーフスカウト:「何も言うことはない。四球を出さず、それで150キロ、145キロ超で来る。スター性がある。下半身を使えるようになれば、もっと速くなる。大学、社会人を含めても1位候補。1位で消える可能性もありますね。プロでも、早く出てくると思う」

巨人・榑松スカウト部次長:「直球の質、スピードが素晴らしい。24人に入る可能性はある」

東北楽天・愛敬アマチュアスカウトグループマネジャー:「抑えになってから、腕の振りが良く、マウンドでの堂々とした姿に成長を感じる。プロでも十分通用する。上位候補になるのでは。」

オリックス・牧田編成部副部長:「腕を振った中でリリースし、強いボールが投げられる。素晴らしいパフォーマンス。球団によっては高校生は早い時期に出てくるからね」

進路は

小林投手はプロ志望を話していたが、この日の試合終了後には「プロは小さい頃からの夢。そこを目指すのにどうしていくべきか、大学進学も視野に入れながらしっかり考えていきたい」と慎重な発言にとどめた。

ただしドラフト1位級の評価を受け、高い評価で指名されるのは確実な状況で、投手の希望通りプロ志望届を提出するとみられる。ドラフト1位で指名されるかどうかは、今後、大学・社会人の投手を見てという事になるが、可能性は非常に高いと思う。

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注目の進路については「大学も視野に入れながら、話し合って決めたい」と明言しなかった。それでも、中日・米村チーフスカウトは「スター性がある。低めにコントロールされて、四球の心配がない。下半身を使えるようになれば、もっと速くなる。大学、社会人を含めても1位候補。プロでも、早く出てくると思う」と高評価だった。

楽天愛敬アマチュアスカウトグループマネジャー 抑えになってから、腕の振りが良く、マウンドでの堂々とした姿に成長を感じる。プロでも十分通用する。上位候補になるのでは。

プロ志望も口にしてきたが、進路について小林は「大学も視野に入れて話し合って決めたいと思います」と話した。

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