2021年センバツ出場予想と注目選手

高校野球ドラフトニュース 2021年ドラフトニュース

秋季高校野球大会が全て終了し、明治神宮大会のない今年はこれで主な高校野球の大会が終了した。来年のセンバツ出場チームの予想をと紹介をします。

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北海道(1枠)

北海高校(北海道大会優勝)

エースの木村大成投手は180cmの左腕で最速は145キロを記録する。伸びやかなフォームが特徴でスライダーも鋭く切れる。宮下朝陽選手、川村亮太選手など強打線も注目される。

東北(2枠)

仙台育英(宮城:東北大会優勝)

149キロ左腕・笹倉世凪投手が抜けてしまったものの、1年生の古川翼投手や2年生の伊藤樹投手など力のある投手がまだまだ多く、木村航大捕手のリードも安定している。打線も秋山俊選手、吉野蓮選手の中軸は強力。

柴田(宮城:東北大会準優勝)

谷木亮太投手が強い球で内野ゴロを打たせて取り、学法石川、八戸学院光星、日大山形といったチームを抑えてきた。また得点力も高い。宮城から2チームと地域性で若干引っかかるものの、強さから言えば順当に選ばれそうだ。

関東・東京(6枠)

 

健大高崎(群馬:関東大会優勝)

高校通算33本塁打の小澤周平選手、22本塁打の堀江晃生選手、21本の綱川真之佑捕手、桜井歩夢選手、森川倫太郎選手など、どこからでもホームランが飛び出す強力打線。継投で繋ぐ投手陣もまずまず安定。

常総学院(茨城:関東大会準優勝)

145キロの秋本璃空投手と144キロの大川慈英投手の2枚看板、田邊広大捕手の肩もある。三輪拓未選手を中心とした打線も活発。

東海大甲府(山梨:関東大会ベスト4)

若山投手が安定し、打線もヒットを重ねる。全体的に体の大きな選手が守備で目立った動きを見せる。

専大松戸(千葉:関東大会ベスト4)

深沢鳳介投手がスリークォーターから安定した投球を見せる。4番の吉岡道泰選手はチーム打撃に徹するなど打線として繋がりを見せる。

東海大菅生(東京大会優勝)

エースの本田峻也投手は143キロを記録する本格派左腕。1年生捕手の福原聖矢選手はリードが安定し、攻撃でもスピード感を見せる。同じく1年生の三塁手・小池祐吏選手も勝負強さとバットの振り抜きが良い。

日大三(東京大会準優勝)

左腕の宇山翼投手はキレのある真っ直ぐを投げる左腕投手、打線がやや弱く、守りながら準優勝をした。

東京大会決勝で1−6での敗戦がどのように評価されるか。

東海大相模(神奈川:関東大会ベスト8)

速いテンポで投げる大型左腕の石田隼都投手、攻撃の中心となる柴田疾選手に、世代を代表する遊撃手とみられる大塚瑠晏選手などが揃う。

神奈川で優勝をしているが、関東大会では準々決勝で敗れた東海大甲府が常総学院にコールド負けをしており、さらに、東海大菅生、東海大甲府が出場濃厚ということも影響するか。

東海(2枠)

中京大中京(愛知:東海大会優勝)

畔柳亨丞投手は150キロを記録している。キレのある球を投げ、この学年のトップクラスとして注目、ドラフト上位候補。4番・原尚輝選手などを中心に強打の選手が上位に並ぶ。

県岐阜商(県岐阜商:東海大会準優勝)

高木翔斗捕手は185cm85kgの大型捕手で、広角にヒットを打つ打撃センスも高く、鍛治舎監督に鍛えられている。当番はまだみられていないものの、投手としても能力も高いようで、当番したら投手としても騒がれるかもしれない。ただし投手も松野匠馬投手、野崎慎裕投手と140キロを超える投手陣が揃っている。

北信越(2枠)

敦賀気比(福井:北信越大会優勝)

高い攻撃力を持つ4番の大島正樹選手に、142キロの速球を投げる1年生の上加世田頼希投手が力のある球を投げる。

上田西(長野:北信越大会準優勝)

2年時から経験を積んできた左腕の山口謙作投手がキレの良い球と粘りの投球を見せる。同じく左の梅香拓海選手は2番外野手で出場し、打線のキーマンとなっている。

近畿(6枠)

智弁学園(奈良:近畿大会優勝)

夏の甲子園交流戦で中日ドラフト1位の中京大中京の高橋宏斗投手と延長10回の投げ合いを演じた小畠一心投手が、その経験から球速を145キロまで伸ばした。狙ったところにしっかりと投げられる制球があり、成長が注目される。左から投球術で安定感を見せる西村王雅投手と2枚看板は安定。打線も屈指の左打者・前川右京選手を中心に、岡島光星選手、山下陽輔選手と強打者が前後を固める。

大阪桐蔭(大阪:近畿大会準優勝)

154キロを記録する関戸康介選手と、185cmの大型左腕で150キロを記録する松浦慶斗選手は素質では全国屈指、投球内容でまだ一皮向けていないが、春までの成長が注目される。基本的には打力で勝ち上がっており、宮下隼輔選手、池田陵真選手、前田健伸選手のクリンナップは繋がりも破壊力もある。

市立和歌山(和歌山:近畿大会ベスト4)

184cmから152キロの速球と、140キロ後半のカットボールを投げる小園健太投手は、プロを相手にしても良いくらいの投手。この秋は2度にわたり智弁和歌山を退け、智弁和歌山を倒して甲子園出場を実現させた。捕手の松川虎生選手も高校通算27本塁打にセカンドまで1.8秒台の強肩を見せプロも注目する。

京都国際(京都:近畿大会ベスト4)

昨年のようなスター選手はまだいないが、3番・平野選手など攻撃でも守りでも粘り強さを持つ。

龍谷大平安(京都:近畿大会ベスト8)

投打で特に目立った選手はいないが、京都大会で優勝をしており、近畿大会では準々決勝で、優勝をした智弁学園に3−8で敗れているが、7回まで接戦を演じている。

天理(奈良:近畿大会ベスト8)

達孝太投手は193cmから145キロの速球を投げる。大型投手だが荒れたところが一切なく、本格派として安定した投球を見せる。角度のあるスライダー、カーブなどの変化球も一級品。堀内太陽選手、杉下海生選手の安定した二遊間がその投球を支え、プロ注目の4番・瀨千皓選手が強打でチームを引っ張る。

奈良大会で優勝、近畿大会では準優勝の大阪桐蔭に準々決勝で敗れるも、コールドで敗れており、それがどう評価されるか。

智弁和歌山(和歌山:近畿大会ベスト8)

徳丸天晴選手は世代を代表する右のスラッガー、エースの中西聖輝投手も恵まれた体があり143キロの急速は、来年には150キロに乗せてくると思う。

和歌山大会で3位、近畿大会でもベスト4で同じ和歌山の市立和歌山に敗れており、地域性からもやや不利か。

神戸国際大付(兵庫:近畿大会ベスト8)

阪上翔也投手は180cmから145キロの速球をなげ、近畿大会では近江戦で9回完投勝利を挙げている。投げない時はセンターで出場し主軸を打つ。投打に注目される選手。

ベスト4の京都国際に敗れているが、5−6と追い上げを見せた。兵庫で優勝をしている。

中国・四国(5枠)

広島新庄(広島:中国大会優勝)

主にリリーフで登板する秋山恭平投手は、170cmから140キロのキレのある球を投げる左腕投手で、広島新庄らしい投手。大可尭明選手、瀬尾秀太選手の二遊間が打線でも繋がり、平田龍輝選手も強肩と思い切りの良い打撃を見せる。

下関国際(山口:中国大会準優勝)

1年生中心のチーム。統率の取れた守備を軸に、集中力で相手投手を攻略する。

明徳義塾(高知:四国大会優勝)

3番ショートの米崎薫暉選手は守備の動きがよく、打撃でもしっかりとつなげることができる。エース・代木大和投手は184cmの大型左腕投手だが、球威を追わずに制球力と投球術で甲子園出場に貢献した。春までにはパワーも求めたい。

聖カタリナ学園(愛媛:中国大会準優勝)

櫻井頼之介投手は170cmで体も細いが、145キロを記録する内側の筋肉の強さがある。1試合をしっかりと抑え切れるスタミナも十分。

鳥取城北(鳥取:中国大会ベスト4)

夏から強い打撃を見せていた畑中未来翔選手が、この秋も思い切りの良い打撃を見せた。技術を磨いて軽くホームランを打てるようになってくるとさらに楽しみ。

中国大会の準決勝で広島新庄に3−4の接戦を演じたが、地域性では問題ないものの、鳥取県で2位というのがどのように響くか。

小松(愛媛:四国大会ベスト4)

1番セカンドの福島未来翔選手がリードオフマンとして出塁をし、思い切りの良い打撃で長打も見せる。古本裕大投手も130キロ後半の速球を投げる力のある投手。

四国大会で準優勝の聖カタリナに延長12回まで粘ってサヨナラ負けをした。しかし、愛媛大会では3位でこれがどのように評価されるか。

▲鳴門(徳島:四国大会ベスト4)

徳島大会で優勝をしたが、四国大会では優勝した明徳義塾にコールド負けし、これがどのように評価されるか。

米子東(鳥取:中国大会ベスト4)

船木佑選手は5番をうち中国大会でホームランを放つなど長打力がある。投げても力のあるストレートは注目されている。

鳥取大会で優勝をしているが、中国大会準決勝で下関国際に0−12のコールド負けを喫した。これがどう判断されるか。

九州(4枠)

大崎(長崎:九州大会優勝)

坂本安司投手は下級生時からチームを引っ張るエースで、130キロ後半の速球と、カットボール、チェンジアップなどをコントロール良く投げる。

福岡大大濠(福岡:九州大会準優勝)

エース・毛利海大投手は投げっぷりの良い投球で140キロ台の真っ直ぐを投げる。1年生で3番ショートで出場する山下恭吾選手は再来年の注目内野手。

明豊(大分:九州大会ベスト4)

187cmの京本真投手、左の技巧派・太田虎次朗投手、サイドハンドの財原光優投手など、いろいろなタイプの投手を揃える。

宮崎商(宮崎:九州大会ベスト4)

日髙大空投手が抜群の安定感を見せる。

21世紀枠(4枠)

知内(北海道:北海道大会ベスト4)

北海道大会では準決勝で、優勝した北海高校に0−6で敗戦。

八戸西(青森:東北大会ベスト8)

エース・福島蓮投手は188cmの長身から143キロの速球を投げ、昨夏に注目された。昨年ドラフト候補だった駒大の150キロエース・竹本祐瑛投手の母校。

石橋(栃木:関東大会出場)

捕手の小林到選手は、セカンドまで2秒を切る送球を見せ、打撃でも安打を量産しチームを支える。右サイドハンドの篠崎晃成投手は変化球を駆使する。

三島南(静岡:静岡大会ベスト4)

前田銀治投手は昨年夏に投手に転向すると、秋には139キロを記録するエースとなった。打撃もよく静岡大会準々決勝で優勝候補の静岡高校へ勝利し打撃で貢献した。その静岡高戦で9回6安打1失点の完投勝利を挙げた新2年生の植松麟之介投手も注目。

富山北部・水橋(富山:北信越大会出場)

昨年は好捕手・奥野里玖斗選手がいた水橋高校は、2022年3月で閉校がきまっている。2020年に新設された富山北部の野球部と連合チームで戦い、北信越大会進出をした。北信越大会では優勝した敦賀気比に0−5でと善戦した。

東播磨(兵庫:近畿大会出場)

エースの鈴木悠仁投手は139キロの速球を投げ、昨秋は県大会準決勝から近畿大会まで4試合で4失点のみ。近畿大会初戦の市和歌山戦では9回7安打2失点と好投し、プロ注目の小園投手と投げ合いを見せた。

矢上(島根:中国大会出場)

秋は初戦の松江農林戦でサヨナラ勝利、2回戦でも強豪の開星戦でサヨナラ勝利を挙げ、準々決勝の大社戦でもサヨナラ勝利と3試合連続サヨナラ勝利をしている。昨年は141キロを投げた上田寛人投手がいた。

川之石(愛媛:愛媛大会ベスト8)

昨秋の県大会で、強豪の宇和島東を破ってベスト8入りしている。21世紀枠の推薦は3回目。

具志川商(沖縄:九州大会ベスト8)

昨秋の沖縄大会準決勝で、優勝候補の興南に3−2で勝利。九州大会でも初戦で東海大熊本星翔に4−2で勝利した。準々決勝では福岡大大濠に0−3と善戦している。

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