センバツに出場する専大松戸がこの日、紅白戦を行うと、ドラフト候補に名前の挙がる吉岡道泰選手が2安打の活躍を見せた。エース・深沢鳳介投手も6回2失点。
高校通算8本塁打
吉岡道泰選手は江戸川中央シニアでスラッガーとして注目された選手。専大松戸でも1年生から出場し、ホームランを放つなど活躍を見せており、ドラフト候補としても名前が挙がる。
昨年は新型コロナの影響もあってなかなか試合ができず、高校通算本塁打は8本にとどまっているが、この日は4番レフトで出場すると、4打数2安打と結果を残した。「当たりは良くなかったが、スイングの感触は良い。甲子園では本塁打を打ちたい」と話した。
181cmで体重もかなり増えていると思うが、50m6.0秒の足もある選手。ホームランはヒットの延長で、とも話す選手で、外野の頭を越える打球と全速力で2塁打を打つようなタイプ。このオフは「スタートの体重移動やカーブでもスピードを落とさず曲がる走り方を身につけた」とベースランニングの技術を磨き、長打の数を増やすことを目指す。
また、エースの深沢鳳介投手は6回を投げて2失点、この日はワインドアップを試したが、「球の勢いを出すためにチャレンジしました。コントロールがバラついたので修正していきたいです」と話した。スリークォーターからのキレの良い速球を投げ、2019年に千葉ロッテに4位で指名された横山陸人投手に近い。後は130キロ台のストレートを140キロ台に上げて行ければ、プロも注目する投手になってくる。
センバツでどのくらいの体になっていて、どのくらいの球を投げるようになっているか楽しみ。

今春センバツに出場する専大松戸が11日、同校グラウンドで紅白戦を行った。今秋のドラフト候補で高校通算8本塁打の吉岡は「4番・左翼」で4打数2安打。「当たりは良くなかったが、スイングの感触は良い。甲子園では本塁打を打ちたい」と力を込めた。
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