市和歌山・小園健太投手、松川虎生捕手「ちょっとモノが違うバッテリー」

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センバツに出場する市和歌山、185cmから152キロの速球を投げる小園健太投手と、中学時代からバッテリーを組む松川虎生捕手の二人がプロから注目を集めそうだ。

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松川が誘う

最速152キロの速球を投げる小園健太投手と、高校通算31本塁打の松川虎生捕手のバッテリーが、センバツで注目されることになる。

小園投手には世代NO.1投手という呼び声も聞かれる。これについて「ナンバーワンと言ってもらえるのはうれしいことだけど、プレッシャーとも思っていない。こいつが投げれば安心だと思ってもらえる投手になるのが目標なので」と話した。

昨年秋は11試合似登板して2完封、智弁和歌山などの強豪を退け、防御率0.79を記録した。そして目標も変わる。「プロは入るのが夢だったけど、活躍したい舞台に変わった」と話し、「プロで活躍する事」を目指して進化をしている。秋は小さく曲がる球を多投したが、それもプロ1年目から活躍するために磨いたものだ。

この冬に体重は目標としていた90kgに到達した。体幹の強化、股関節の柔軟性の向上などを行い、「下半身がしっかりして、球に安定感がでてきた」と話す。この春に昨年以上にインパクトを与えるような投球を見せてくれるかもしれない。

また、これだけの投手がいながら、注目を浴びるのは小園投手一人だけではない。捕手の松川虎生選手も注目を集める。これまで通算31本塁打、昨秋は4番として打率.474を記録した。貝塚ヤングで小園投手とバッテリーを組み全国制覇を達成。進路を決める際も小園投手に「一緒に行こうや。日本一を取りにいこうや」と市和歌山への進学を誘った。小園投手も「この高校で野球をやっている一番大きな理由。松川がいなかったら、ここまで来られていない」と話す。

これまで市和歌山は、智弁和歌山のライバルとして和歌山で死闘を繰り広げる。川端慎吾選手、益田直也投手、阪口哲也選手といったプロ野球選手が誕生し、近年でも赤羽陸投手(国士舘大)、吉田龍生選手(奈良学園大)などの注目選手が出ている。しかし今年について半田監督は「ちょっとモノが違うな、というのが、今までバッテリーではなかった。それが大きい。引き上げられている。」と話し、バッテリーで注目選手がいることが奇跡的だと話す。

松川選手も体重が100kgを越え、その後98kgに絞った。スクワット190kg、ベンチプレス90kgのパワーを見せる。小園投手はドラフト1位指名が非常に有力だが、松川選手も活躍ができれば、強打の捕手としてドラフト上位指名の可能性も出てくる。小園の相方として終わるつもりはない。

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新チーム発足後の公式戦では11試合に登板し、2完封を含む5完投で防御率は0.79。強豪がひしめく近畿大会では3試合で計22イニングを1失点にまとめ、4強進出でセンバツ出場の立役者になり「プロは入るのが夢だったけど、活躍したい舞台に変わった」と手応えをつかんだ。
 冬場は基礎に立ち返り、体幹を強化したほか股関節などの柔軟性を向上させた。1日4合の白米を食べる食トレも自らに課し、体重は目標だった90キロを突破。「下半身がしっかりして、球に安定感がでてきた」と成長を実感する。速球を生かすため武器のカットボールやツーシームを磨き、チェンジアップなど緩急をつけられる球種にも挑戦した。

半田真一監督(40)は「ちょっとモノが違うな、というのが、今までバッテリーではなかった。それが大きい。(他の選手が)引き上げられている。純粋に野球が好きな子が多いので楽しみ。(日本一に)チャレンジする価値は大いにある」と、1965年春の準優勝超えに照準を合わせている。

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