鷺宮製作所の岡崎監督は「スポニチ大会では新人を使って行きます。楽しみな選手が入ってきた」と話し、拓殖大出身のルーキー・野村工選手などを起用する方針を明らかにした。
昨年はHondaがルーキー起用し都市対抗制覇
鷺宮製作所の岡崎監督は、野村工選手をオープン戦で1番バッターとして起用をしている。野村選手は日本航空石川から拓殖大でプレーをし、体は大きくないもののパンチ力のある打撃が魅力。スポニチ大会で社会人デビューの可能性が高く、「社会人になって最初の大会。学ぶことも多いと思う。長打を打つのが自分の持ち味なので、思い切っていきたい」と話す。
他にも、東洋大でショートとして注目された小川翔平選手、城西国際大で俊足とパンチ力を併せ持つ村上公康選手が、投手でも146キロの速球を投げ、大学野球選手権でも力を見せた中島隼也投手、東日本国際大で145キロを投げる左のエース・佐々木大輔投手といったプロが注目した加わる。
昨年、社会人野球は春・夏の主な大会が中止となったが、秋に行われた都市対抗野球では、Hondaが千野啓二郎選手、檜村篤史選手、津田翔希選手、朝山広憲投手などを起用し、勢いに乗って優勝をしている。今年は鷺宮製作所がルーキーで勢いをつけて勝ち上がるか注目だ。
野村選手は「将来はプロに行けるようにしたい。1年目はチームに貢献できるように結果を出して、勝利につなげられるようにしたい」と話す。今年の活躍で、来年にはドラフト指名の有力候補という状態で迎えられるようにしたい。
思い切りのいいスイングが持ち味の右の大砲の他、投手陣には中島隼也、佐々木大輔、野手には小川翔平、村上公康と5人の新人がデビューを心待ちにする。岡崎淳二監督は「スポニチ大会では新人を使っていきます。楽しみな選手が入ってきた」と期待を寄せた。
「将来はプロに行けるようにしたい。1年目はチームに貢献できるように結果を出して、勝利につなげられるようにしたい」と野村。
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