センバツ大会準決勝、天理の達孝太投手は登板せず、決勝進出はならなかった。
登板回避
天理の中村監督は試合後、達孝太投手が左脇腹に故障があった事を明らかにした。「肘、肩はなんの問題もない。ちょっと違和感が、ということだった。脇腹のことでやめました。脇腹は怖い。これでよかったと思います」と話した。
達投手も「仙台育英戦で痛めたんですけど、試合後になんだろうと考えたときに、バント処理のときに滑ってしまった時に、可能性として。」と話し、脇腹痛について認め、「自分はやっぱりメジャーという目標があるので、この試合だけを考えて投げることが全然できたんですけど、そこに行くために、いま故障しても意味がないので、そこは監督と相談して決めました」と、将来のことも考慮し、この日の登板回避を監督と相談しながら決めていた。
今大会は準々決勝までの3試合で459球を投げ、148キロの速球を軸に角度もあり、変化球を含めた安定感ある投球で、中京大中京・畔柳亨丞投手、市和歌山・小園健太投手とともにBIG3と呼ばれる評価を受けた。
達投手はこのセンバツを振り返り、「得たものはない。課題ばかりだった」と話したが、昨年に比べて球の強さがアップし、大きく成長した姿を見せた。また夏に向けて、更に成長する姿を見せてくれるかもしれない。
中村良二監督(52)は試合後、達が左脇腹を負傷していたことを明かし「肘、肩はなんの問題もない。ちょっと違和感が、ということだった。脇腹のことで(登板を)やめました。脇腹は怖い。これでよかったと思います」と説明した。達は「仙台育英戦で痛めたんですけど、試合後になんだろうと考えたときに、バント処理のときに滑ってしまった時に、可能性として。自分はやっぱりメジャーという目標があるので、この試合だけを考えて投げることが全然できたんですけど、そこに行くために、いま故障しても意味がないので、そこは監督と相談して決めました」と話した。

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